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2012年8月 6日 (月)

人生意気に感ず「原爆の日。原爆と原発。女子マラソン。教育書道展」

◇今日は原爆の日。投下から67年経つ。今回は福島第一原発事故により、放射線の恐怖を見せつけられた直後だから、日本人は改めて原爆投下を見詰めるべきだ。原爆と原発は同根である。核分裂のエネルギーで湯を沸かし発電機を回す原理である。核分裂の放射線のコントロール失敗が事故の実態。福島の被災地の荒涼とした光景は原爆投下後の広島のようだ。

 広島市の記念式典には、全町民避難の浪江町町長や原爆投下を命じたトルーマンの孫も初めて出席する。

◇投下目標都市は広島・小倉・長崎・新潟で捕虜収容所のない広島は第一目標だった。67年前の今日、8月6日、午前1時45分太平洋のテニアン基地を出たB29エノラゲイ号は午前8時15分、広島市上空高度9600mからウラン型原爆リトルボーイを投下した。

 被爆者は証言した。「一瞬広島市は地面に叩きつぶされていた。巨大な火柱が中天めがけて奔騰した。全市阿鼻叫喚の修羅場と化した。全裸半裸の血だるまの群集が幽鬼の姿で逃げまどい死んでいった」

 その年の12月までの広島の死者は約14万人。人類初の無差別殺戮、テロであった。広島・長崎後、原爆の恐怖を語り、反対することは、広島と長崎を除いては左翼勢力の専売特許のようになった。そして、政府も一般国民も、学校もことさらこのことに関心を示さないできた。そして、安易に原子力の平和利用として原発を推進してきた。そのつけが今日の事態を招いた。

◇オリンピックも終盤を迎えた。若い力が日本の存在感を世界に示している。限界に挑戦しギリギリ頑張る姿は閉塞感あふれる日本人に限りない勇気を与えている。オリンピックに於ける成果は国の総合力を示すもので、文化度や精神的なバックボーンが重要な要素となる。サムライ日本を高く掲げ再認識したい。

 女子マラソンを見た。黒い旋風がロンドン市街を駆け抜けた。エチオピアやケニアの強さは圧倒的である。同国民に与えるインパクトは想像に余りある。

◇県教育書道展で挨拶。東日本大震災では書道に携わっていた子どもたちも犠牲になったに違いない。災害時の日本人のたすけ合う姿を世界中が日本人の美徳とたたえたが、それを支えるものは心を重視する日本の伝統文化であり書道に打ち込む意義は大きい。このようなことを話した。壇上に登る子どもたちの中には瞳を輝かせた豆粒のような小一の姿もあった。(読者に感謝)

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