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2012年7月30日 (月)

人生意気に感ず「五輪開会式。反原発デモ。聴取会。オスプレイとクマタカ」

◇五輪開会式を見た。かつて7つの海を支配した国。元英国植民地だった小さな島国の人々が少人数で旗を揚げて行進する姿がいくつも見られた。イスラム教の国では、女性がスポーツに参加することを禁止し、顔や髪をみせることも禁止した歴史があった。そんなイスラム教の3つの国から初めての女子選手の参加があった。人類の進歩を示すもの。カタールの女性選挙は射撃に出場する。

将来、女性がほぼ全裸で活躍する陸上種目などに参加する事はあり得るだろうか。そんなことを想像しながら行進を見た。

◇私はかつて柔道少年だったことがあり、現在県柔連の顧問でもあるので柔道の試合に注目する。お家芸、本家の日本柔道も思うようにはいかない。各国の執念は凄い。そんな中で、60キロ級で平岡拓晃が銀、66キロ級で海老沼匡が同を得た。海老沼の豪快な一本技はおかしな判定を投げ飛ばし日本柔道の真髄と柔道日本の面目を示すものであった。

◇脱原発を訴える抗議のデモが増増大きくなっている。300人位から始まった毎週の国会周辺の人の輪は29日、主催者発表で20万人だという。政党色に染まらない一般の人が増えているのが特微で、60年代の反安保闘争以来の事。

 週ごとに増えている背景には政府・東電への不信がある。民間、国会、政府の3つの事故調査委員会の報告書はそろって実質「人災」であることを指摘した。国は国民に真実を語っていないとデモ参加は思っているし、それは国民の大半が同じだ。 連日の炎で焼かれるような暑さ。それでも電力は足りているという分析もある。電力会社の存在が大切か、経済と生命のどちらを優先するか、政治の手続きに任せておけるか等が論点。

◇「政治の手続き」とは現在の間接民主制の事。投票率40%位で良き代表が選ばれていないという批判が強い。デモは、直接民主制の論理に基づく。その増大には大きな危険も伴う。独裁待望論につながる面がある。橋下徹人気を支える要素でもある。衆院の解散が近い。

◇将来(2030年)の原発比率を議論する意見聴取会が各地で進んでいる。国民会議ともいうべき存在だが、それにしては参加者が限られる点が問題。29日広島と那覇で開かれた。どちらも特別な背景を持つ。14日からの8会場の集計は7割が原発0%。デモの動きと関連すると見る。

◇オスプレイの飛行ルートは群馬の北部にかかり、そこは国の天然記念物・イヌワシ・クマタカの生息地と重なる。オスプレイ反対の正当な根拠となる。県は事実を調べ抗議すべきだ。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。

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