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2012年7月27日 (金)

人生意気に感ず「五輪始まる。男子サッカーの快挙。児童虐待」

◇ロンドンオリンピックがいよいよ始まる。前回の北京五輪の異常ずくめは記憶に新しい。鳥の巣と呼ばれた巨大な競技場を直前に視察した。新生中国は国の威信をかけていた。政治利用はあからさまだった。人権問題を非難する立場から聖火リレーを妨害する動きが各地であった。

 オリンピックの理念は「スポーツを通して人間の尊重を重視する平和な社会の創出」である。北京開催はこの点で反対論が強かった。「政治とは別」、「参加することに意義」は建て前となっている。世界中が集まりメディアで伝えられるから国力、政治的立場を伝える最大のチャンスなのだ。

 ナチスヒットラーの五輪は結果的にヒットラーの狂気を助ける事になった。ソウル五輪は特別の意味を持っていた。北朝鮮として南の韓国が五輪を開きこれに社会主義国が参加となれば、面目は丸つぶれとなる。狂気の「北」は何としても阻止しようとしてビルマ訪問中の全斗煥大統領暗殺計画を企てた。韓国高官17人が死亡したラングーン爆弾テロ事件である。テロの脅威はどこにもある。今回のロンドン五輪ではミサイルを配置したといわれる。平和の祭典が無事終了することを祈らずにはいられない。

◇今回のオリンピックは違うぞと思った。ナデシコに続いて男子が優勝候補のスペインを1-0で破った。2つの初戦勝利は奇跡の好発進である。

 メンタルな要素は勝負に大きな影響を与える。団体スポーツは特にそうだ。男子サッカーにとってナデシコの勝利は大きな刺激になったに違いない。東日本大震災によって日本が非常事態にあることも彼らの戦意を高揚させたことだろう。2つの日本チームの勝利は被災地の人々に大きな勇気と希望を与えたと思う。今回の日本選手たちの活躍は「立ち上がれ日本」を象徴する姿である。そして、日本は健在であることを世界に伝えるメッセージでもある。

◇児童虐待の急増は日本の基盤を揺るがす事態である。21年連続で過去最多を更新。10年前の2.6倍。亡くなった児童の加害者は実母が59%。哺乳類の母子の姿を見てそこには本能で結ばれた絆があるといつも思う。遊びの為に2人の幼児を放置し餓死させた事件があった。日本人の心が崩壊していく。かつて群馬の赤ちゃんポスト、駆け込み寺の理事をした時、どろどろした無気味な泥沼をのぞく思いをした事がある。沈んでいく子どもの命を救わねば。(読者に感謝)

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