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2012年7月 9日 (月)

人生意気に感ず「中学生の自殺。北方領土。尖閣国有化」

◇大津市立中学2年の男子が昨年10月自殺した事件にまたかという感を抱く。平成22年に起きた桐生新里小6年の上村明子ちゃんの自殺の状況と共通点があると思える。

 私は明子ちゃん宅を訪ね両親に会って事情を聴き、平成22年の11月議会で取り上げた。私は次のように発言した。「なぜこの子を助けることが出来なかったのでしょうか。恐らく沢山出ていたに違いないシグナルをなぜ受け止める事が出来なかったのでしょうか、そこには根本的な問題が横たわるに違いないと思います。このような問題を再発させてはなりません。事件が起きると大騒ぎし、冷めるとまた繰り返される、この連鎖を群馬で食い止めることが明子ちゃんの死を生かす唯一の道だと信じます」

◇大津市の場合もいじめ信号が再三出ていたにも関わらず学校側は見逃してきたと見られる。生徒へのアンケートが語っている。生徒の間の複雑な人間関係とその変化に気づく力が教師に欠けていることが原因の一つだと思う。そして、明子ちゃんのケースと同様に訴訟になった。法廷での解決は、いじめの本質的な解決にならない。だからまた時が経つと繰り返される。明子ちゃんの訴訟は続いている。訴訟の経過とは別に、本県教育界は、いじめの問題に改めて目を向けるべきだ。大津市の事件は全国の教育界に対する警鐘である。

◇群馬県でも近く日ロ友好協会設立への動きが始まり、私も参加する。日本国民が最も嫌いな国はロシアだと言われる。その原因には、北方領土と強制抑留の問題がある。北方領土は日本国有の領土である。最近、メドベージェフ首相が国後島を訪ねた時のごう慢な態度は許せない。それでも、北方領土に無関心な日本人が多い事に根本的な問題がある。

「シベリア強制抑留」では、約60万人が騙されて連行され、酷寒の下、飢えと過酷な労働で約6万人が死んだ。私は、元抑留者と共に強制収容所跡を巡って「望郷の叫び」を書いた。

 日本の弱腰が悔やまれ、かつての日本ならとふと思う。しかし、強い武力でなく、平和な国日本の総合力で道を切り開かねばならない。今は正念場だ。それは国民の自覚にかかる。

◇尖閣諸島問題が石原知事の「一石」で大きく揺れ野田政権は国有化の方針を固めた。こちらは中国が領有権を主張しているが間違いなく日本の領土である。これ迄放置してきたために他国につけ込まれた。日本の意志を示せ。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、楫取素彦読本を連載しています。

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