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2012年7月17日 (火)

人生意気に感ず「ハンガリーの柔道。反原発集会・虜。首相いじめも語る」

◇群馬とハンガリーとのジュニア柔道大会が群馬アリーナで行われた。有坂中央学園70周年記念行事の一環として行なわれたもので群馬県柔道連盟が関わっている。連盟顧問の私は、前夜の歓迎会及び17日の国際親善大会に出席した。

 歓迎会では華龍太鼓の演出があり遠来の若者たちは異国の伝統文化に目を輝かせていた。

 ハンガリー側の挨拶に引き込まれた。ハンガリーの柔道の起源はヨーロッパで最も古く日ロ戦争に於ける日本の勝利と関係あるというのだ。勝因は武士道の精神にありと見てそれを体現する柔道を取り入れたとのことである。

 ロシアの脅威に苦しんでいたハンガリーは東洋の果ての小さな日本がロシアを破ったことに欣喜雀躍したに違いない。当時日本の勝利は世界を驚倒させた。特にロシアの隣国や列強の植民地支配に怯える国々を。

 私の書斎には東郷平八郎の姿を描いたラベルを貼った通称東郷ビールの小瓶がある。その昔スウェーデンが始めたものだ。日本を話題にしながらビールを飲む人々の姿が目に浮かぶ。獄中のネールも娘に送った手紙の中で少年の頃日本がロシアを破った事に大変感激したことを書いている。

 ハンガリーの人々は現代の日本をどう見たか興味あることだ。試合では育英や前商の生徒たちが予想以上に善戦した。サムライ日本の面目を辛くも守ったというべきか。

◇16日の反原発集会の人波はすごい。主催者発表で17万人とか。自主的に集まった人々が多い。反原発への感心の高さを示すものだがインターネットやツィートで人々がデモに参加する時代になったのだ。世の中が大きく変わる予感がする。既存の政治はこのままではおいてゆかれる。

◇国会事故調の報告書に、監督する側がされる側の虜(とりこ)になったという寸鉄人を刺す指摘がある。この逆転関係が監視機能を崩壊させたというもの。人類初の原爆被爆国でありながら原爆と同根の原発を軽く扱った。「人災」の責任は測り知れない。海のように広がる反原発の市民の姿はこのことを訴えている。

◇野田首相が大津市いじめ自殺につきテレビで発言した。「人間として大事なことは相手の立場に立って痛みを感じる心を持つことだ」と。この道徳の基本を家庭も学校も教えることが出来ない。最大の教材は東日本大震災の中の様々なドラマである。学校は教材として活かす工夫をすべきだと私は県会で主張している。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。

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