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2012年7月22日 (日)

楫取素彦読本  第13回

松下村塾はみすぼらしい小さな小屋のような建物でしたが、ここから前述のように、近代日本を背負う立派な人物が多く育ちました。楫取素彦が吉田松陰との絆を通して松下村塾と深く関わっていたことは、後に述べるように群馬の教育を進める上で重要な意味を持っています。

四、明倫館と明倫小学校

平成23年(2011)、視察団は山口県萩市の明倫小学校を訪ね、ここでも吉田松陰と楫取素彦について新しい発見をしました。



明倫小学校は、長州藩の藩校・明倫館の精神を受け継いだ学校です。木造校舎の玄関を入ると、階段の登り口に吉田松陰の座像が置かれていました。右肩が少し下がって見えます。それは、吉田松陰がいつも右の腕でたくさんの本を抱えていたためにそのような姿になったのだと校長先生が説明してくれました。

■解説■

○楫取や松蔭の時代は生きる力がなければ日々を生きられない厳しい時代でした。

時を経て、二十一世紀の現代は一見平和で豊かですが根本は同じです。生きる力を身につけなければ生きられない、難しく、複雑な社会になりました。勉強の目的はこの力をつちかうことです。

○この小さな「読本」は、松陰と楫取の生き方を通して、現代に通じる人間の生き方を見つけようと試みております。

○吉田松陰は、自分と同じように学者でもある楫取素彦を他の志士たち以上に尊敬し心を通わせました。

※土日祝日は、中村紀雄著「楫取素彦読本」を連載しています。

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