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2012年5月29日 (火)

人生意気に感ず「責任は国にと菅氏の発言。南海トラフ30万人の死者。本会議で楫取を」

◇「事故の最大の責任は国にある」「戦前の軍部にも似た原子力ムラの徹底的解体が原子力行政改革の第一歩」、「最も安全な原発は脱原発の実現」。これらは、菅前総理の国会事故調査委員会での発言である。菅氏が東電に乗り込んだこと、へりで現場に飛んだ意味にも触れている。現場、東電本部、官廷の混乱振りはひどいものだ。

 いざという時に危機管理が出来なかった。「我が国全体の病根を照らし出した」という菅氏の指摘は、長い間の原子力行政の事なかれ主義を意味するもので、これは日本の病根から生まれたというもので同感。

◇「戦前の軍部に似た原子力ムラ」の事を、菅氏は「原子力行政の実権を掌握し批判的な専門家、政治家、官僚は村八分にされ、多くの関係者は自己保全と事なかれ主義に陥って眺めていた」と表現した。

 菅氏が述べたことは、民間の独立検証委員会の報告書に記述されていることと大体一致している。福島第一原発事故から最大の教訓を引き出して活かすことが、今後の最大の課題である。「病根」は、本県にもあてはまると見なければならない。それは、「安全神話」と結びついている。

◇最悪30万人の犠牲者。国の検討会のトップの見解である。東海、東南海、南海の3連動が近いといわれている。「3・11」の衝撃が南海トラフにも影響を与えているとも言われる。過去には、2連動や3連動が起きている。

 最近の例では、終戦(一九四五年)をはさんで、一九四四年の東南海地震、一九四六年の南海地震が起きている。その前は、安政の連動である。一八五四年に安政東海地震が発生し、その三二時間後に安政南海地震が発生した。天地を震わし、海を狂わせる巨大地震が近づいている。そして、何よりも首都直下が近いといわれ、それは群馬県にも大きな影響を与えるに違いない。群馬の災害対策、危機管理は焦眉の急。今議会で取り上げるつもり。

◇31日(木)、午後1時、本会議場で質問に立つ。65分間、GTVで生中継される。知事は、東国文化に光をあてようとしている。その関係で初代県令楫取素彦を取り上げる。楫取素彦は、教育県群馬の基礎を築いたが、文化県群馬の建設にも大きな業績を残している。県議会で本格的に楫取を取り上げるのは初めてのことかも知れない。混乱の時は歴史的原点を見詰める必要がある。今年は没後百年である。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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