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2012年5月11日 (金)

人生意気に感ず「スカイツリーの奇跡。楫取素彦講演。萩からみかん」

◇大地震多発状況の中で、誰もがハラハラとし、続いてさすが日本の技と感嘆するのが東京スカイツリーだ。タイミングよくと言うべきか、完成間近かの時、「お前、俺をなめるなよ、俺が試してやる」と言わんばかりの天の試練が下った。3.11の震度5弱の天の声に巨大な塔は見事に耐えびくともしなかった。失った日本の信頼をものともせず、日本再生を世界に宣言する如く東京スカイツリーは奇跡の雄姿を示す。勇気のシンボルだ。開業は今月22日。

◇私は、文藝春秋の「東京スカイツリー3.11の奇跡」(6月号)を読んで唸った。「3.11」のその時、地上372メートルにある塔の司令室は立てない程の強い揺れに襲われた。びくともせず、補修の懸念も生じなかった。「あれだけ揺れたのに」と現場の人は思ったという。

 最先端の科学、古来の建築技術、超一流の職人、携る人々の責任感。スカイツリーは「オールジャパンの結集」だった。古来の建築から得たヒント「心柱制振」は、地震の揺れを最大50%低減するという。法隆寺五重の塔の心柱は古代の匠の技。五重の塔は地震で倒れた記録がない。

 また、ツリーの頂点で2千年に1回の超暴風、風速110mに耐える設計にしたという。

◇私は、ツリーが、「3.11」以前から進められていた点に改めて注目する。そして原発と対比する。国民の生命と社会の存立により重要に関わるのは原発なのに、なぜ、想定外を設け、力を抜き、国民をだましたか。

◇このところ、楫取素彦に力を入れている。混乱の時代に人間力、社会力が問われている。ここで幕末、維新に学ぶことは多い。

 初代県令楫取素彦は、吉田松陰、高杉晋作、坂本竜馬等をたずさえて、幕末維新を群馬に持ち込んだ人物なのだ。楫取素彦顕彰会の目的のひとつは、この楫取を現代の群馬に甦らせることだ。

 明日(土)、午後2時40分から、私は「ぐんま政治塾」で楫取素彦について講演する(県連3F)。また、今月26日(土)は午後7時から市の総合福祉会館で行う「ふるさと未来塾」で楫取を取り上げる。簡単な「楫取素彦読本」の原稿もほぼ完成した。25日から始まる5月議会では、教育の見地から楫取素彦を取り上げる。

◇萩市と絆が生まれつつあるのは嬉しい。萩の城下町の女性から甘夏みかんが送られてきた。かつて貧しい武士たちは屋敷に夏みかんを植えた。手にしたみかんに楫取や晋作の顔が浮かぶ。(読者に感謝)

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「原発とは違うぞ」と、日本の技術を世界に示す。日本再生と日本民族の誇りのシンボルだ!

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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