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2012年5月 6日 (日)

「上州の山河と共に」第130回 政治家への道

捲土重来

 私の得票は10777票で、最下位当選者笠原秋雄氏の11040票とは、263票の差であった。冷静になって考えてみると、これは、破れたとはいえ、すごい善戦であった。

 たとえ僅かの差であっても落選は落選であって、当選と比べたら天地の差があるといわねばならないが、当落を抜きにして中味を比較するなら、立派な数字というべきであった。私は、改めて、多くの支援者を有り難いと思った。そして、10777票という票を無駄にしては、これを投じてくれた人々に申し訳が立たない。これらの人々の温かい心に報いる道はただ一つ、それは、次の機会に当選を果たす以外にないと思われた。

 落選したとは言え、10777人の人が支援してくれていると思うと勇気が湧いてくる。私は間もなく捲土重来を期待して活動を始めることにした。

 お世話になった役員の方々や多くのボランティアの方々にたいする挨拶回り、あるいは、座談会や決起大会に参加してくれた人々に対して礼状を出す作業、これらの仕事をこつこつと実行している中に、早くも一年近くが過ぎた。

 そんなある日、思いもよらぬニュースが飛び込んで来たのである。それは、前橋市長藤井精一氏の急逝であった。藤井市長の死は、市制ばかりでなく県政にも大きな影響を与える渦に発展し、私はその中に巻き込まれてゆくことになるのであった。

 藤井精一氏の死によって空席となった市長を選ぶために市長選が行われることになり、県議のアカネ淑郎氏がこれに立候補した。そして、このことは同時に、県議の椅子も一つ空席ができることを意味した。(読者に感謝)

※土日祝日は中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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