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2012年4月 7日 (土)

「上州の山河と共に」第119回 政治家への道

 選挙に出る前は、選挙カーで連呼してゆく姿を、何て馬鹿な事をと冷やかに見ていた私であったが、自分がその立場に立ってみると、いろいろな事に気づく。私は、自分でもマイクを握り、ウグイス嬢と交互に呼びかける。

「中村のりおでございます。県政を身近なものにし、皆様と共に素晴しい故郷群馬を築きます」

「中村のりおでございます。信頼の県政を実現します。県民の為の真の県政を実現する為に立候補しました」

「新人候補の中村のりおでございます。皆様と力を合わせ、二十一世紀の故郷群馬を築きたいと思います」

 このような短い言葉を発しながら、選挙カーは走る。

手を振る人がないような状態がしばらく続くと、行き交う人々は、私の訴えを聞いているのだろうか、それとも、皆、他の候補者を支持しているのだろうか、と不安になる。

 しかし、しばらく選挙カーを走らせているうちに、私は、これは、人々に私の訴えを聞いてもらい、支持者となってもらう為の絶好のチャンスが与えられているのだと気付いた。チャンスを生かせるかどうかは、こちらの工夫と努力による。選挙カーを走らせながら、一人一人の人々と出会う時間は、数秒間にも満たない。しかし、この短い時間で、的確なメッセージを送り、印象付けることができれば効果は大きい。

 私は、選挙カーで訴えることは、私の声を聞く人達一人一人との間で対話を行っているのだと考えるべきだと思った。だから、短い的確な表現で誠意をこめて訴えなければならないと思った。

 手を振らない人、振り向きもしない人、これらの人々の耳にも私の声は届いている。彼らは、私を支持するかどうかの一つの資料として、それを受け止めているに違いない。私は、このように考えて、後部座席のウグイス嬢とも打ち合わせ、その町、その通りの状況も考えながら、適切な表現を工夫して真剣に訴えていくことにした。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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