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2012年3月23日 (金)

人生意気に感ず「中国の留学生。日中友好中村文庫。原発検証報告書」

◇県立女子大の卒業式並びに評議委員会があった(22)。私は、評議委員会に出た。留学生のことが論じられた。現在の若者は内向きで海外に出ようとしないと言われているが、この大学の学生には積極性があるようだ。現高崎市長の冨岡氏はこの女子大の学長として大学改革のために大変なワンマン振りを発揮して教授陣との間ではかなりの摩擦があったが、学生のレベルアップには辣腕を振るった。この大学の活気はその成果かも知れない。冨岡市長が高崎市の改革にどのような手腕を発揮するのかと想像を巡らせた。鼻っ柱の強さの点では山本前橋市長と似ているようにも見える。両市の未来が2人のキャラクターにかかっている。

◇女子大評議会で大連外国語学院の留学生について尋ねた。両大学が旅順のキャンパスで友好交流の協定を結んだのは08年(平成20年)11月のこと。その後、1人の留学生が女子大で学んだが、現在別の留学生が来ているという。成果が続いている事を知って嬉しかった。

 県は国際戦略と称して中国との交流を重要な政策と位地付けているが、私は、この大学との関係を戦略の中で活かすべきだと考えている。

 そこで提携調印に至る経緯を述べたい。この大学に私は長いこと日本の書籍を贈っている。県の定期刊行物もあるが、多くは県立図書館の処分対象の書物である。構内図書館には「日中友好中村文庫」のコーナーがある。

 このような積み重ねが基礎となり、日中議連(私が会長)が間に立って県立女子大との提携となった。この大学の日本語を学ぶ学生数は、外国の大学では世界最大である。政府、教育界、企業など、多方面に人材を送り出している。

 11月27日の調印式には県立女子大から3名が参加、日中議連からは私と関根県議が出席。セレモニーの後、私は「最近の日本の課題と群馬」につき記念講演をした。盛会で学生は熱心に耳を傾けてくれた。私の友人で、中国日本語教学研究会副会長の曲維氏も出席した。

◇福島原発事故独立検証委員会検証報告書の内容は衝撃的である。30人のワーキンググループが300人に及ぶ証言を得て作成した。政府や東電など原発推進側も安全神話に縛られていた事実、「国民がパニックに陥らないように」と情報操作が行われた「エリートパニック」と呼ばれる事実などが、明らかにされている。「原発はもうだめだ」と叫ぶ作業員、「撤退などあり得ない」と怒り、ヘリで現地に向かう菅氏の姿などが生々しく描かれている。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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