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2012年3月 2日 (金)

人生意気に感ず「山本市長を訪ねる。死刑後の再審。商工会議所会所と」

◇議会の昼休みに市役所の市長室を訪ねた。目と鼻の距離にありながら、いままで遠い存在だった。「のりお先生-」奥から大きな声がした。「応接はここにしようと思うんですよ」と新市長は、秘書たちが並ぶ一角を指して私を導いた。市長の強い希望らしいが、それは実現不可能らしい。秘書室にはいろんな訪問客がある。市長が手の届く距離で、ストレートに見える所に居るのは、保安上もまずいという。しかし、市民に身近な市長になることは間違いない。「これからは、龍ちゃんといってはまずいね」と言うと、「そんなことはないですよ、今まで通りでお願いします」龍ちゃんは大きな目を向けて言った。

◇一、二の重要な案件があった。それを済ませた後、初代県令楫取素彦の話になった。実は私の親しい弁護士が最近、萩の市長に会ったら、前橋の市長がかわって今年の交流イベントがどうなるか心配していたと言う。その旨を市長に告げ、楫取素彦を顕彰する私の企画も進んでいる事を説明した。今年は楫取没後百年の行事が萩市で行われ、前橋市も関わる。「いっしょにやろう」と握手を交わした。

◇昨日(29日)、扱いは小さいが注目すべきニュースがあった。平成4年福岡県飯塚市内で小学1年生の女児2名が殺害された。飯塚事件と呼ばれる。犯人とされた男は無実を主張したがDNA鑑定だけを決めてに死刑判決を受け執行された。

 何度かこのブログで書いたのは、まだ、精度が低かった鑑定であり、しかも、鑑定について意見が分かれていたこと、何よりも重大なのは死刑執行後に、裁判所に、再審の請求が出ていたから。

 足利事件の菅原さんを再審無罪に導いた最近のDNA鑑定は天文学的精度のものだった。この技術を飯塚事件で採用したらどうなるのか。29日の報道は、この件につき、福岡地裁が、地検から捜査の資料を取り寄せたと報じた。再審に一歩近づいた感じだ。執行後の無罪となれば恐ろしい事だ。死刑制度の根幹を揺るがす。死刑廃止論の最大の論拠の一つがこの事態だからだ。

◇県内10市の商工会議所会頭と県議との懇談会に出た。生の経済情勢が聞けて大変有益だった。震災後落ち込んだ状況が次第に回復していること、円高対応で部品を海外から輸入する動きなどが語られた。何人かから中小企業憲章が出来てよかったと言われて嬉しかった。私は、仏をつくって魂を入れるのが今後の課題だと挨拶した。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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