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2012年3月18日 (日)

「上州の山河と共に」 第113回 政治家への道

 

 県議選は、群馬県が多くの選挙区に分かれて行われるが、私が属する選挙区は前橋市区で、定数は8である。そして、現職県議の内訳は、社会2、共産1、公明1、そして、自民4であった。

 選挙に関する情勢は、様々な情報が飛び交う中で、1月、2月と進むうちに次第に明確になっていった。それによると、立候補予定者は、現職8人、元県議でカムバックを狙う菅野氏、そして、私であった。

 改めてこれらの人たちをライバルとしてみると、みな強敵で、選挙の経験のない私が、その一角を崩すのは至難の事と思えた。これらの人達に正攻法でぶつかったら、我が陣営はひとたまりもなく敗れるに違いない。頼みは、こつこつと路地を歩いて握手したり言葉を交わしたお年寄り、おじさん、おばさん達である。あの人達は、あれから相当の月日が経って、私のことなど忘れてしまったのではあるまいか。あるいは、他の人から支援を頼まれれば、そちらに簡単に心を動かしてしまうのではあるまいか。弱気になると、きりもなく不安材料が浮かんでくる。

 これではいけない、と私は思った。仮にも、私は一軍の将である。私の弱気が外に現われれば、私の為に、私を信じて懸命に動いてくれている人達に大きな悪影響を与える。そんなことでは勝てる筈がない。そこで、私は、細かいことは気にせず、人事を尽くして天命を待つという心境でゆこうと決意した。

 2月に入ってから選挙事務所設営の場所を捜し始めたが、これがなかなか見つからない。選挙事務所としての条件は、まず、多くの人が集まれる広い場所であること、そして、人目に付き易い場所であることである。交通の便が良ければなお好都合であった。(読者に感謝)

※土日祝日は中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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