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2012年3月17日 (土)

「上州の山河と共に」 第112回 政治家への道

我が陣営では、誰もが、翌年4月の目標がはっきりと、そして、一段と近いものになったと受けとめ、その表情は明るかった。

 福島浩は、この時、喜ぶ私の顔を鋭く見つめて言った。

「ここで気を緩めたらだめだ。今までの努力が水の泡になる。ほんの小さなハードルを越えただけなのだから」

 私は、ハッとして頷いた。確かにそうであった。これからが本当の戦いという時に、皆が気持ちを緩めてしまったら、厳しいハードルを乗り越えていくことはできない。我が陣営にとって、今一番大切なことは、油断を戒めることであった。このことは、大会後の反省会で、後援会長から改めて提案され、皆、一層気持を引き締めて頑張ろうということになった。

 大会参加者名簿を基に礼状を出し、また、これを整理し分析して、これはと思う人には、一層の支援者の拡大をお願いするなど、大会の成果を最大限有効に生かす努力を重ねるうちに、早くもこの年は暮れて、年が明けるといよいよ決戦の時を迎えることになる。

決戦の時来る

 昭和62年は慌ただしく明けた。年賀状の整理、年始の挨拶まわり、新年の各種行事への顔出しなどで、1月はあっという間に過ぎた。

 前年の秋頃から他の候補予定者たちの動きも活発になり、それに関する情報もしきりに伝わって来て、我が陣営を刺激していたが、年が明けるとそれらの動きは一段と顕著となった。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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