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2012年2月25日 (土)

上州の山河と共に 第106回 政治家への道

 連合後援会の福島会長等幹部、そして、プレハブ小屋で連日のように妙案を捜して苦しんでいた人達は大喜びで、この運動始まって以来のヒットであると湧き立った。

 これで街頭ポスターにも、入場券にも、元東大総長林健太郎と書くことが出来る。世間は注目するに違いない。残された課題は、当日の会場をいかに盛り上げるかということであった。私は、疲れが消えて、身内に勇気がみなぎってくるのを覚えた。そして、林先生の期待に応える為にも、何が何でも当選しなければならないと思った。

 全く組織のない状態、ゼロからスタートした我が陣営が、小ホールとはいえ、県民会館で後援会の大会を開くということは、予想以上に大変なことであった。現在では、三千人規模の大会を開くこともそれ程難しいことではないが、当時は、組織的な動員がほとんど期待できず、一人一人の人に集会への参加を呼びかけてゆかねばならなかった。

 特に、私が訪問した所へは、全て手紙を出し、知人、友人を誘って参加してくれるよう要請した。

 やがて、ポスターも出来上がった。ポスターは、濃い青色を背景にして、私の顔写真を大きく中央に据え、その上下には、横一直線に、それぞれ〝二十一世紀をあなたと共に〟〝講師、元東大総長、林健太郎〟という大きな文字、さらに左側の隅には、タテに新旧交替という文字がいずれも赤い色で書かれた、賑やかなものであった。

 イベントの一ケ月前になって、このポスターを街頭に貼り出すことになった。この少し前から、ポスターを塀や戸に貼らせてくれる家を探し出す懸命な努力をしていたが、それは思うようにはかどらず、ここでも、無名の新人の無力を感じさせられたのだった。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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