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2012年1月15日 (日)

上州の山河と共に 第96回 出馬を決意

とにかくこのようにして、毎週水曜日の夜、20名から30名程の人が事務所に集まるようになった。参加する人達は、20代後半から30代が中心であった。

 これらの人達は、会議に参加して、やがて自分達が中心であることを知って、皆、一様に驚くのだった。県議選を目指すからには、既に大きな組織があって、年輩の肩書きのある人達が大勢役員として名前を連ねていて、自分達は無視されるようなそんざいに違いないと思っていたらしい。ところが、実際は、これから何もないところに組織を作ってゆくのだと言われ、その為にはどうしたらよいかと発言を求められるのだから、当惑するのも無理はなかった。

 初めは、口が重かった人達も、やがて、自由な雰囲気に慣れて活発に発言するようになり、時には激しい口論も起こり、会議はいつも活気に満ちていた。

 当初から、会議の議題は、いかにして後援会員を増やしてゆくかということであったが、会議を重ねるうちに、この集まり自体を組織的なものにしてゆくべきだという意見が出てきた。「このような会議を毎週やっていても、烏合の衆では、力を出せないのではないですか。会の名前を付けて、役員を決めて、きちんとした組織にすべきだと思いますが」ある参加者が、こう発言すると、多くの人が同じような不満を感じていたらしく、忽ちそうしようという事になった。会の名前については、いろいろな候補が上がったが、結局、「水洋会」とすることになった。それは、会議が毎週水曜日に開かれていたことから、水曜日の「水」の字を採ったのであるが、また、水が広がるように大きくなれという願いも込められていた。「洋」の字は、これと同じく、太平洋の如く、大きな組織にしてゆこうということで決められた。次いで、会則の案が一条ごとに討議されて作られ、これらが役員名と共に総会に図られて決定し、ここに名実共に「水洋会」が誕生したのである。当時の会則をひもとくと、次のような懐かしい条項が目に入る。

第一条       本会は、水洋会と称し、中村のりお後援会の一支部とする。

第二条       本会は、事務所を前橋市鳥取町786番地の2に置く。

第三条       本会は、地域にとらわれず、広くそして絶えず、中村のりおの後援活動を支援し、あわせて会員相互の親睦と研修を目的とする。

第四条       本会は、目的を達成する為、次の事業を行う。

1、政策研修、討論会の開催

2、会報の発行

3、 懇談会、旅行会などの親睦

4、 その他必要な事業 以下、11条まで続いている。

これらを見ると、タバコの煙がもうもうと立ち込める狭い事務所で、喧喧ごうごう、議論がたたかわされていた様子が昨日のことのように目に浮かぶ。(読者に感謝)

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