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2012年1月 4日 (水)

人生意気に感ず「オウム特別手配犯の出頭。前橋の発砲は」

◇新年が始まった。新年早々日本中を驚愕させるミステリーなニュースが報じられた。オウム事件で特別手配されていた容疑者が大みそかの深夜警視庁に出頭し元旦未明逮捕されたのだ。オウム真理教元幹部平田信容疑者である。昨年12月21日、13人目の死刑判決が確定し前代未聞の特異な犯罪の幕が下りた直後である。

 逃亡17年にしてなぜ今出頭か、逃亡を助けた人はいるのか、麻原死刑囚の執行に影響はあるのか、平田容疑者が語る事に社会が注目する。

◇麻原など死刑囚の執行に影響を与える恐れとは冤罪である。死刑に関して冤罪は絶対にあってはならない。しかし、現実には少なからぬ例がある。そして、執行後の冤罪はとり返しがつかない。

 警視庁は逮捕監禁致死容疑で逮捕したが、平田容疑者は公証役場事務長拉致事件で特別手配されている男だ。そして、松本死刑囚、井上浩死刑囚、中川智正死刑囚もこの拉致事件に関与した事が認定されている。という事は、平田容疑者が拉致事件で起訴されれば拉致に関して新たな事実が明らかになる可能性が有る。それが、松本等死刑囚の再審に結びつくとは考え難いが、万が一ということもあり、執行には踏み切れないのではないか。平田容疑者の出頭はその事を狙ったという見方もある。注目される事だ。

◇大みそかの午前1時35分ごろ、前橋市のスナックに銃弾が打ち込まれた。経営者が「暴力団へのあいさつ料を断ったからではないか」と話していたらしい。

 気にかかる事は暴力団排除条例との関係である。暴力団への利益供与を禁じた同条例が本県でも、昨年の9月議会で成立し、今年4月に施行された。もし、あいさつ料を断った事へのいやがらせだとすれば、暴力団排除条例への挑戦である。放置すれば、影響は大きい。県警は徹底して調査して欲しい。平成15年の三俣事件は暴力団の抗争が前橋市民を恐怖におとしいれた。東日本大震災後の新年を暴力団の影から守らねばならない。

◇萩市のローカルテレビ局から嬉しい便り。昨年12月20日の萩市における私の楫取素彦に関する講演の様子がニュース番組「萩あれこれ」で放映されたという。そして、「ニュースを通して萩市民の皆様に楫取素彦が群馬県で残した功績について知ってもらうことが出来ました」とあった。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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