« 人生意気に感ず「東大の秋入学。ダルビッシュ。大地震近づく」 | トップページ | 上州の山河と共に 第99回 政治家への道 »

2012年1月27日 (金)

人生意気に感ず「放射線対策係。がれきと中之条町。国際戦略」

◇原発事故以来10ヵ月が経過したが放射性物質の不安はなくならない。何と言ってもその総量は放射線量から概算して、広島型原発の20個分になるというから容易なことではない。この大量の放射性物質に関する大きな課題は、測定と除染である。一般の関心は低くなっているが故に、住民の健康にたいして責任を有する行政の責任はかえって重くなっているというべきだ。

 県は新年度、放射線対策係を新設し、従来いくつもの部局に分かれていた放射線対策の窓口を、ここに一元化する。さもないと県民から見て責任の所在がはっきりさせず分かりづらいからだ。市町村の除染もここで指導する。

◇除染問題の一環として被災地のがれきの処理がある。岩手、宮城両県から本県にその処理に協力を求める声が寄せられている。県議会には賛成の声がある。この声に押される形で県担当課は市町村に協力要請しているが、これ迄に市町村の反応は冷たかった。受入れ実施県は現在の所、東京都と山形県内の施設のみ。

 このような状況で県内に新しい動きが起きた。中之条町の新町長・折田氏ががれきの受入れを表明したのだ。「困っている人がいれば助けるのが人の道、被災地にがんばれという気持ちも込めたい」と決意を示した。折田さんは南三陸町を視察してこの思いをつのらせたものと思われる。放射線に対する安全対策に万全を期すと語る。町長は、人情に厚い住民だから理解してくれるだろうと住民の説得に自信を示す。中之条がこの問題で道を開く事が出来れば、他の自治体も続く可能性が出るだろう。私が属する県議会の特別委員会も近くこの問題を議論する。東京、山形に続く受入れ県となる可能性がある。この問題が重要なのは、日本中が東日本大震災の痛みを分かち合うという象徴的意味を持つからだ。

◇総務企画常任委員会が開かれた(26日)。議会閉会中の1日委員会。議題は県の国際戦略体系(案)。重点は中国だ。観光誘客促進、農産物等の販路拡大、企業進出の支援が柱。中国は本県にとって魅力的巨大市場だ。重点地区は上海及び東北部の瀋陽や大連である。

 私は、大連外国語学院との連携を活かすことを提案した。県立女子大との連携もあり、私は長年日本の本を送っている。また、目先の利益でなく、日本産の品質で勝負し信頼を築く事を主張した。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

|

« 人生意気に感ず「東大の秋入学。ダルビッシュ。大地震近づく」 | トップページ | 上州の山河と共に 第99回 政治家への道 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生意気に感ず「放射線対策係。がれきと中之条町。国際戦略」:

« 人生意気に感ず「東大の秋入学。ダルビッシュ。大地震近づく」 | トップページ | 上州の山河と共に 第99回 政治家への道 »