人生意気に感ず「水道水の不検出は0でない。読者の質問と訴え」
◇常任委員会で水道事業及び工業用水道事業における放射性物質につき説明があった(29日)。注目したのは水道水の安全性だ。放射性物質は「不検出」という説明に対し、私は、「それは0ということですか」と質問した。
実はブログの読者から最近、次のような質問が寄せられていた。「不検出とは測定器が測定できる下限値未満のことで下限値は50ベクレルと県のホームページにある。50は安全な数値か。50以下も測定可能な機器を導入出来ないのか。万一数値が大きく上昇した場合、一刻を争う告知が重要だがどのように知らされるのか教えて下さい」と。
◇これは多くの県民の不安を代表する声だと思った。私はこの質問の答えを県議会の場で引き出したいと考えていた。
答えは、不検出とはゼロを意味せず、基準値の200ベクレル以下ということ。従来の測定器では50ベクレル以下は測れないのである。0ではないが基準値以下ゆえ安全ということだ。しかし、読者の言う如く「県民の健康に大きく関わる」こと。より精密に測ることが必要である。そこで、新たなゲルマニウム半導体検出器を設置して、9月12日から測定を開始した。現在では、0.7~0.8ベクレルまで測定できる。
水道水の値が基準値を大きく上回った場合、県は、水道事業者に対し速やかに摂取制限と広報車の巡回による通報を実施するよう要請することになっている。また、このような最新情報の提供は県・市町村のホームページでも行う。
◇同じ委員会で、水道及び工業用水道の浄水場で、10万ベクレル以下8千ベクレル超の放射性物質を含む発生土が414トン、8千ベクレル以下(いずれもKg当たり)が1779トン存在すると報告された(9月21日現在)。これらにつき適性な管理と最終処分場の確保が課題となっている。
◇更に別のブログの読者から切実な訴えがあった。「信用できない情報ばかり発信され、信じては裏切られる。私は子どもをもつ勇気を持てません。少しでも正しい情報を教えて下さい(要旨)」その通りだと思う。正しい情報は命の糧。政治と行政の責任を痛感。私のブログは、ささやかなものだが、大切な情報発信の窓。コミュニケーションの広場としたい。要望やご意見には出来るだけ耳を傾けお答えしたい。大規模地震対策特別委員会は10月13日である。(読者に感謝)
☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。
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