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2011年6月 2日 (木)

人生意気に感ず「3人の少年犯罪に死刑・悪夢の残虐さ」

1日の一般質問で本県の少年犯罪の増加と凶悪化が明かにされ、地域社会の教育力の低下が指摘された。少年は環境に左右され易い。血も凍る少年の凶悪事件に接すると人間の心には悪魔のタネが存在し環境が悪いとそれが育ってしまうのかと思ってしまう。

◇その血も凍る少年凶悪事件の典型が大阪・愛知・岐阜連続殺人事件だ。事件当時少年だった3人の男の死刑が今年3月最高裁で確定した。3人の弁護人は再審請求すると報じられた。

 一審の公判中主犯格の少年は傍聴席の仲間に笑いかけるなどし、「俺は未成年だから死刑にならない、俺の計はどの位なの」と発言した。死刑を求刑されると態度を変え「生きて償いたい」と言い出した。

◇大阪事件では、3人は無職の男性を強盗目的で拉致し19時間にわたって監禁暴行を繰り返した上絞殺した。遺体は鎖骨・肋骨が折れ内臓が破裂し、その顔は家族が判別できないほど腫れあがっていた。愛知事件では、仲間を惨殺した。ビール瓶や鉄パイプなどで8時間にわたり暴行し瀕死の男を木曽川に突き落としてシンナーで焼き殺した。岐阜事件では、2人の男性を鉄パイプなどで執拗に暴行して殺害。2人の遺体は、頭蓋骨や腕などが全身骨接し、血管の大部分が損傷を受け大量出血という無残な状態。なお、彼らは犯行に反対した仲間の少女2人の殺害も計画していたという。

◇名古屋地裁は主犯格の1人を死刑、他の2人は無期懲役とした。名古屋高裁は3人の役割に差はないとして3人に死刑を言い渡し、最高裁は今年3月10日、犯行は執拗で残虐、地域社会に与えた影響は大きいとして上告を棄却、ここに、元少年3人の死刑は確定した。少年法は、少年であっても犯行時18歳以上の者は死刑の適用を認めている。

 報道機関は死刑確定後元少年の実名を公表した。少年につき実名を明かさないのは、更生の妨げとなることを考慮するからだ。

◇犯行時19歳のMは、生後すぐ母親と死別し親戚の養子に。中学時代から万引き恐喝を繰り返し中学の終盤は教護院で過ごした。犯行時19歳のKは定時制高校に進むが1年で中退。ホストクラブで働いた後暴力団の準構成員に。犯行時18歳のTは、7人兄弟で貧しく放任の家庭で育った。3人は現在35歳から36歳。再審はあり得ない。現在、悪夢を見た思いで振り返っているだろう。大震災をどう考えているか。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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