« 人生意気に感ず「3人の少年犯罪に死刑・悪夢の残虐さ」 | トップページ | 『上州の山河と共に』 第23回ダンゴ屋になる »

2011年6月 3日 (金)

人生意気に感ず「国民不在の茶番・不信任案の否決。被災住民の怒り」

◇自民党控室の議員たちの目は、2日の昼休み、テレビに釘付けになっていた。テレビは内閣不信任案をめぐって衆議院の慌しい動きを伝えていた。憲法69条は次のようになっている。「内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決したときは十日以内に衆議院が解散されない限り総辞職をしなければならない」。つまり、午後2時過ぎに予定されている採決で不信任案が可決されれば、解散か総辞職が憲法上の残された手段なのだ。そして菅総理は既に解散の意向を表明している。

「こんな時に解散しても選挙が出来るのか」このような県会議員の声が聞こえた。私は、福島・宮城の荒涼とした被災地の瓦礫の原を想像した。県議選も出来なかったのだ。それよりも、東北被災県の人々の心は選挙どころではないだろう。こんな時に国会は何をしているという声が全国で上がっている。もし、解散して総選挙を実施すれば、投票率は史上最低を記録するだろうと思った。投票率が極端に低ければ、選挙の正当性が問われることになり、国政に対する信頼は地に落ち、被災地の救済は更に遅れるだろう。私は、こんな思いを巡らしながら、固唾をのんで菅総理の演説を見守った。菅総理は、当面の震災対応を終えたら若い人に道を譲ると述べた。その表情からは中々の決意がうかがえる。「これで態度を変える民主党議員はいるのだろうか」こうつぶやく声が聞こえた。

 私はかなりの影響があると直感した。予想では70~80人の造反者が民主党から出て不信任案が可決される可能性があった。結果は大差で不信任案は否決された。民主党議員はほとんどが反対に回ったのだ。この不毛の戦いに勝利者はいない。国会の醜態を国民の前に晒すだけの結果となった。

 自民党は解散に追い込んで総選挙をやれば政権を奪い返せると見込んでいたのだろう。大きな戦いには大義が必要だ。国民の支持が得られない不信任案提出には大義がなかったのだ。

◇今日(3日)から委員会審議が始まる。私が属するのは総務企画常任委員会と大規模地震対策特別委員会。「総務企画」では、行財政改革や新エネルギー対策が課題となる。財政難、社会の構造的変化を踏まえてこれらに取り組むつもり。特別委員会は、今回の東日本大震災が突きつける課題を審議する。群馬は大丈夫という安全神話を破ることからスタートする。まず、群馬の地震の歴史を調べる。(読者に感謝)

|

« 人生意気に感ず「3人の少年犯罪に死刑・悪夢の残虐さ」 | トップページ | 『上州の山河と共に』 第23回ダンゴ屋になる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生意気に感ず「国民不在の茶番・不信任案の否決。被災住民の怒り」:

« 人生意気に感ず「3人の少年犯罪に死刑・悪夢の残虐さ」 | トップページ | 『上州の山河と共に』 第23回ダンゴ屋になる »