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2011年3月15日 (火)

中村のりお人生意気に感ず「地球の回転速度も変えた巨大地震。節電の意義」

◇今回の地震は地球の自転速度にも影響を及ぼしたといわれる。いかに衝撃度が大きいかを示す事実である。NASAの発表によれば、百万分の1.8秒だけ自転にかかる時間が短くなった。地球内の密度に差が生じた結果だという。あのもの凄い津波は地球が激しく身震いした結果なのだろう。

 いくつもの町や村が壊滅して跡形もなく消えた。世界最高の技術で作られ、安全性の点で信頼されていた原子力発電所さえも強烈な一撃によって危機に陥入った。死者は日を追って増え数万人と報じるメディアも出た。この地震は、歴史に刻まれ、永く語り継がれることだろう。

◇先日、ある短大の学位授与式に出た(12日)。保育学科を中心とするこの大学の卒業生は全員女子である。色とりどりの和服と袴で身を飾り、頭には花を付けている。壇上からみると百花繚乱のお花畑のようだ。東北の被災地と比べると正に別世界。

 私は挨拶の中で地震の事に触れた。「昨夜の巨大地震は、科学万能、物質万能に対する戒めを意味していると思えます。私たちは科学の力で全てが解決出来るとうぬぼれています。また、欲望に走って、人間の絆を軽視するようになりました。その結果、人間の心は貧しくなり、地域社会の連帯も失われてしまいました。これらは、自然に対する畏敬の念を忘れたことにも原因があると思います。巨大地震は、こんな私たちに、日本人よ目を醒ませと教えているように思えてなりません」 

私は、保育の知識と技術を学んで社会に踏み出す若い女性たちに、崇高な仕事に対する使命観と高い志を持つようにと訴えたかったのである。

◇原発施設の爆発事故は、原子力の管理の難しさと放射能の恐ろしさを改めて示した。多くの人々は津波の恐ろしさに目を奪われているが、今、危険な状態を克服できるかどうかの瀬戸際にあるらしい。一歩誤れば津波以上の惨事をひき起こしかねない。スリーマイル島やチェルノブイリの事故を思い出す。今回の事故は、発電所側の過失ではなく、余りにも地震の力が大きかったことが原因だろう。しかし、原子力発電の今後に大きな影響を与えることは間違いない。

◇計画停電とはショッキングなことだ。日常生活と産業に与える打撃は大変なものだ。しかし、これ迄のエネルギーの浪費を改めるには絶好の機会である。CO2が大幅に減るだろう。この動きを一時的なものにしてはならない。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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