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2011年3月12日 (土)

人生意気に感ず「巨大地震、日本を呑む。日本人が試される時」

◇今日は、「特別号」である。ついに巨大地震が日本列島を襲った。近年、地球上各地で巨大地震が続くなかで、日本も近いと肌で感じていた矢先だった。11日午後、小坂子の新事務所は、鉛色の雲の下、肌を刺す寒気に包まれていた。突然の轟音は地震であった。こんなに長いゆれは初めての経験である。やがて、国内史上最大のM8.8巨大地震と分かる。7mを超す津波の襲来は映画のようだ。盛り上がり渦を巻く海面に車や家屋が飲み込まれていく。一波、二波、三波と陸地を目指す津波の波線は白いビルの4階にまで迫る力で、あらゆる人工物を押しまくっていく。

 電気が止まり、テレビ、電話は不通、ケータイもだめ、頼りの情報源はラジオのみだ。夕闇迫る中を県庁に向かう。主要な道路の信号は機能していない。夕方のラッシュ時なのに、交通のパニックは意外にない。お互い、ゆずり合って、交差点をこえて車は流れている。人々の冷静さに感心する。

 災害対策特別室は庁舎7階である。知事を囲んで各部の部長等幹部が防災服に身をかためて集まった。県会議員は私一人であるが、一画に席を占めて、状況を見守った。農政部関係、環境森林、企業局とそれぞれの分野の被害状況が報告されていく。会議の間も、壁面の大画面には、被災地の生々しい光景が映し出される。これは、現実かと目を疑った。

◇家では、真っ暗の中で、妻が不安そうに待っていた。ローソクと石油ランプを使った。電気が回復したのは、翌、午前1時すぎ。ぱっと部屋を照らす電気の明るさは心の中まで明るくする。

 全部のテレビは、地震情報一色である。山陸沖で起きたM8.88エネルギーは、列島を揺り動かし、他の地震源に衝撃を与え、引き金となるに違いない。私は、こう思った。これは素人の考えだが、外れていないと思う。案の定、新潟、長野、茨城など各地で大地震が連続している。この後も、天変地異は続くだろう。

 日本人が試練の時に立たされている。全世界が注目している。阪神淡路の時も略奪は起こらず、この点を世界のメディアは驚いたという。日本人の、真っ当さと根性を示そうではないか。この大地震を、混乱し、腐敗した日本人に対する天の警告と受け止めよう。復旧は、壊れた構造物だけではない。日本人の精神構造の復旧も大きな課題なのだ(読者に感謝)

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