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2011年3月28日 (月)

中村のりお・人生意気に感ず「ツイッターによる流言飛語。火山活動も活発化」

◇地元自治会の総会に出た。大地震に県がどう向き合っているか、放射性物質の健康上の問題や風評被害によって困っている農家の実情、被災現地の自衛隊の動きなどを話した。

 私の頭には、情報が錯綜し洪水のように流れている中で、人々が正しい情報をつかんでいないというもどかしさがあった。

 風評被害の原因は不正確な情報である。大災害には、昔から、デマ、つまり、流言飛語がつきものである。1923年(大正12年)の関東大震災の時は、このデマにより多くの朝鮮人が虐殺された。これなどは風評被害の最もたるものだ。

 昔は、メディアが発達していなかったから情報が少なくて、また正確な情報が届かなくて人々はデマに動かされた。今日は、情報伝達の手段が過剰に発達し、情報が過多になっている。人々は、どれを信じていいのか分からない。正しい情報を摑むのは個人の力である。行政や政治はそれをサポートしなければならない。また、民度の問題でもある。

◇事務所に集まる人々が豆腐と納豆が品薄で買えないと嘆いている。わかめ、のり、コンブなどもところによっては品切れだという。

 これらの製品については放射能に効果があるというツィッター情報が飛びかっていて、それが口から口へと伝わっているとのことだ。第一、放射能の害も過度に喧伝されている。

◇ケータイやブログが異常に発達して、面白がって、ニセ情報を流す人がいるらしい。ツイッターによって、次のようなデマが流されている。ほんの一例である。「宮内庁は天皇陛下に京都御所への避難を要望した」、「総務省はほとんど空になっています。東京にいる方、逃げて!!」、「民主党議員は、家族を首都圏から脱出させている」、「原発周辺は、プルトニウム放射線の半減期が2万4千年だからまず住めない」などなど。

◇間もなく始まる県議選でも不確かな情報が流れ有権者はそれに影響を受けるのがいつもの実情だ。「大丈夫」「あぶない」などの情報を積極的に利用する陣営もある。

◇巨大地震直後から富士山など13の活火山の活動が活発になっている。マグマが影響を受けているらしい。これはデマでなく気象庁のデータである。過去には、18世紀、東海・東南海・南海地震が連動して起きた宝永地震の49日後に富士山が大噴火した。このブログも間もなく「休み」になる。情報提供は選挙戦の中で行う。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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