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2011年3月29日 (火)

中村のりお・人生意気に感ず「群馬の災害対策。ドイツの選挙と原発」

◇毎日、大震災の惨状を突きつけられて、私たちは、今、千年に一度といわれる、歴史的瞬間に生きていることを痛切に感じる。私たちは忘却の達人であるが、よく記憶にとどめ後世に伝えなければならない。それが大災害を教訓に活かす第一歩である。

◇群馬は大きな災害がないから幸せだという声をよく聞く。しかし、今回の東北・関東大震災は、こんな「声」が間違っている事を教える。私たちは、大自然の威力を甘く見てはならないのだ。千年に一度という「まさか」の大災害も視野に入れた災害対策と危機管理が必要だ。経済的に豊かになった日本は、そのような政策を立てることが可能である。今回の大震災は、真の豊かさを支えるものは災害対策であることを訴えている。

◇日本の大震災の影響が津波のように全世界に伝わっている。その第一が原発の恐怖である。ドイツの州議会の選挙で原発反対を掲げる野党が勝利した。この州には4基の原子炉があり原発政策が最大の争点だった。選挙期間中に福島の原発事故が発生した。日本の原発事故が遠く離れたドイツの選挙を直撃したことになる。アメリカやフランスの世論にも大きな影響を及ぼしているといわれる。

◇世界の原子力政策が見直される中で、私たちが強い関心を抱くのは中国である。中国は火力発電に大きく依存している。一昨年、中国の内陸部に入ったとき、いたるところで火力発電の巨大な煙突を目にした。

 火力発電には限界がある。COの問題も深刻だ。だから中国は山峡ダムをつくり、更に将来多くの原子力発電所を計画している

 民主主義が未熟な国の原発は危険である。危機管理に対する国民の批判と監視の力が弱いからだ。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故はそれを物語っている。

 日本は、民主主義が進んだ国で、権力を監視し批判する自由が最大限に保障されている国である。従って、原発に対する国民のチェックも最大限に厳しかった筈である。それにもかかわらず今回の事故が起きた。海水汚染の懸念も伝えられる。ならば、中国が原発を乱立させたら大変な事になるのではないか。心配だ。

◇4月1日が迫った。鳥取町の大鳥神社と元総社の総社神社で祈願祭を行い、午後2時から小坂子町公民館で出陣式が行われる。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「上州の山河と共に」を連載しています。

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