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2011年1月11日 (火)

人生意気に感ず「災害時の助け合い。タイガーマスク。どんど焼き」

◇災害が起きると眠っていた助け合いの心が甦る。16年前の阪神淡路大震災の時がそうだったが、今年の鳥取県の大雪災害でもそれが見られた。日本人の公徳心の岩盤は深いところで健全だなとほっとする。

 阪神淡路の時は、1年間で延べ120万人ともいわれる人々が手弁当で救援に集まり日本中の注目を集めた。そして、この動きはNPO法案成立につながり、この大震災はボランティア元年といわれるようになった。

 今年元旦の日本海側の大雪は異常だった。鳥取県では、観測史上最高の89センチの積雪があった。国道では千台の車が立往生し大変なことになった。近所の住民は、トイレ、御飯の炊出し、コーヒーの提供などで援助活動にあたった。

 人助けの奉仕活動は、救助された人の心を癒し勇気を与える。またそれは、奉仕する側の心も豊かにする。災害は望まないが、現代人の自己主義を反省させる大切なものを思いださせる機会になる。今年も各地で天変地異が見られだろう。

◇「タイガーマスク」がにわかに脚光を浴びている。全国の児童施設などにランドセルなどを届ける運動が広がっている。送り主はプロレス漫画の主人公タイガーマスクこと伊達直人の名前である。

 発端は前橋の児童相談所に昨年のクリスマスにランドセル10個が届けられた出来事。故梶原一騎原作の根性もののマンガを私はよく読んだ。「巨人の星」、「あしたのジョー」、「空手ばか一代」など。「あしたのジョー」にも施設の子が登場する。これらがヒットした背景には熱い心をもった多くの人が存在すると思うと救われる思いだ。

◇今年は、初市祭り恒例の八幡様のお焚き上げ式に欠席した(9日)。思うところがあって地元の道祖神祭りに出た。子供会も参加して、祝詞(のりと)に子ども達は神妙に耳を傾ける。伝統の行事が理屈ではなくチビッ子に受け継がれていく姿である。

 自治会長に続いて私が挨拶。点火すると真赤な炎がバチバチと音を立て生き物のように立ちのぼる。ワッと興奮の喚声が上がった。火は現代人の心の底に潜む原始のエネルギーを刺激するかのようだ。私は紅蓮の炎の下で、戦国時代の攻防を想像し、4月の県議選を思った。今月29日、山本龍君は自民党公認を正式に辞退する運びだ。事態は大きく動き出すだろう。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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