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2011年1月 4日 (火)

人生意気に感ず「忙しい三が日を走る。今年も異常気象か」

◇年賀の束を落ち着いて見る間もない程の三が日が過ぎた。大みそか、ドドン、ドドンと花火が上がる。小坂子神社の初詣を促す音である。暗い木立の奥で焚火の赤い炎が勢いよく昇っている。炎に引きつけられるように私は境内に足を進める。火は人々の心を刺激するものだ。甘酒を振舞う村人の声が明るく響く。0時を待つ人々の黒い列が次第に長くなる。若者が多いのに驚く。宗教心がないといわれる日本人であるが、不安な時代にあって、就職、家内安全、受験、交通安全など、身近な実利を神に願っているのだろう。 私も家内安全と4月の県議選の勝利を祈った。村人に顔を合わせることも私にとって大切な目的である。地元3ヵ所の神社に参詣すると午前1時が近かった。テレビは、各地の神社の様子を伝え、また、新年早々の事故や異常気象などを報じている。新年が始まったことを実感しつつ床についた。 ◇元旦の朝の、元総社の3ヵ所の新年会と片貝神社の神事は私にとって恒例である。私は、7時、芳賀グランドを5周して、8時に始まる鳥羽町東部の新年会に駆けつけた。 この会には、かつてはアカネさんが顔を出していたし、最近までは、故金子泰造さんも常連だった。この町内の元旦の行事は他の町と変わっている。公民館の庭に集まった人々は、先ず、東に向かって、昇る太陽に手を合わせ、それから、庭の一角にある社に手を合わせる。自治会長の挨拶が終わると、建物に移って直会(なおらい)となる。 ここで私は、挨拶をして、直ちに飛び出すのだ。私の挨拶のポイントは、次のようなもので、それは、その後の新年会でもほぼ同じだった。「日本の危機が叫ばれていますが、その根本には地域社会の崩壊があります。昨年は自分の親の所在が分からないといった事件が多発しました。孤独死が増えています。振り込め詐欺も減りません。安全、安心な地域社会を支えるものは、自治会を中心とした人々の絆であり、伝統の行事です」と。そして明るいニュースとして、3月の北関東自動車道の全面開通による群馬の新しい夜明けにも触れた。 ◇今年も異常気象が始まった。南国鹿児島県で大雪が降り、山陰地方は記録的な大雪で車千台が立往生し自衛隊が出動する騒ぎ。昨年の猛暑を思い出す。今年はどんな異常が襲うのか。異常が常態となる時代の幕開けか。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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