« 人生フル回転「群馬の原点・楫取素彦を塾で語る」 | トップページ | ③大陸の花嫁 »

2010年5月 7日 (金)

人生フル回転「沖縄基地の迷走は国家の危機。ケータイで性被害」

22_5_7 ◇ゴールデンウィーク中の5月3日、中曽根前外相の国政報告会がJA芳賀支所で行われた。中曽根さんは、鳩山政権の外交防衛政策の混迷振りを取り上げ、日米の信頼関係がいかに重要かを訴えていた。

 選挙を目前にした地域の報告会で外交や防衛問題に長い時間を割く事を通常はしない。しかし、この日の聴衆は真剣に耳を傾けていた。

 前外相の話は、沖縄の基地問題が日本の安全と直結し、さらに自分たちの日常の安全と深く関わっている事を人々に理解させる上で効果的であった。鳩山首相の沖縄訪問は翌日に迫っていた。

◇鳩山首相は、4日、沖縄を訪問し、米軍普天間飛行場の県内移設を明言した。首相は、昨年夏の衆院選の際、基地の国外・県外移設を揚げ最低でも県外と公約し、沖縄県内で圧勝した。

 首相の県内移設の発言が沖縄県民の怒りと失望を招くのは当然だ。恥を知れと叫ぶ声が聞こえる。

 集会で、ある地元県議は、沖縄には「言葉は大事に大事に使いなさいという表現がある」と言って首相の言葉の軽さを指摘した。

 首相は、米海兵隊の抑止力の重要性を十分に認識していなかった事を記者団に認め「浅かったと言われればその通りかもしれない」と述べた。

 この発言は、先日の党首討論で、ワシントンポスト誌に「愚かな首相」、「最大の敗者」と酷評された事に関し、「私は愚かな総理かも知れない」とあっさり認めたのと同じパターンである。

◇首相がいう抑止力は最近の中国軍の動きや北朝鮮の状況と深く関わることだ。4月に入って、中国の海軍が日本近海で示威行動を展開している。

また、北朝鮮については、経済的に追いつめられ、現体制の危機が深まる中で過激な行動をエスカレートさせる危険が高まっている。

 このような状況に対して、抑止力として不可欠な存在が米海兵隊である。

◇沖縄県民の基地によせる感情は、沖縄戦を抜きにしては理解できない事だ。

 太平洋戦争では、沖縄は唯一住民を巻き込んだ地獄の戦場となり、多くの民間人が犠牲になった。

 米軍基地の存在は、沖縄県民にとっては、戦争の継続を意味するのだろう。

こう考えると沖縄県民が基地の問題を差別と結び付けてとらえることがよく分かる気がする。

◇県議会には「ケータイ議員連盟」があり、私達は、ケータイが容易にインターネットに接続し子どもたちが被害を受けることに重大な関心を寄せている。

 少女が性的暴行を受ける場面がネット上にさらされ、ケータイにダウンロードされるのを許すことは出来ない。

 政府はこのような画面へのアクセスを強制的に遮断する「ブロッキング」を導入する方針だ。本県もこの問題に正面から向き合う時が来た。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

|

« 人生フル回転「群馬の原点・楫取素彦を塾で語る」 | トップページ | ③大陸の花嫁 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生フル回転「沖縄基地の迷走は国家の危機。ケータイで性被害」:

« 人生フル回転「群馬の原点・楫取素彦を塾で語る」 | トップページ | ③大陸の花嫁 »