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2010年5月24日 (月)

人生フル回転「議会も口蹄疫調査。自民党の議長候補は」

◇「県議団各位、緊急調査のお願い」このような表題のFAXが自民党全県議に発信された。5月議会へ向けて口蹄疫対策に対する政策提案を取りまとめたいので、緊急に地元の畜産農家への訪問調査を行ってくださいというもの。幹事長と政調会長名で発信された。

 私は、現在、地域社会を回っている時なので早速、何軒かの畜産農家を訪ねた。どの農家も不安に怯えている。その表情は深刻だ。ある人は、宮崎から他県へ移らないのが不思議だ、こちらへ来たらお手上げだ、宮崎では、行政の不手際が原因で爆発的に広がってしまった、本県ではそのような事がないようもしもの時は万全を期して欲しい、その準備を進めて欲しいと語った。

 また、ある若手の畜産経営者は、今、宮崎で起きている事が最大の教材だ、県はそれを活かすための訓練をして欲しい、また、県は全庁横断的な特別対策本部を立ち上げるべきだと訴えていた。

◇口蹄疫の発生を期にして、改良された優秀な牛がどのように生産管理されているのかを知った。その1つがエース級種牛の精液の管理であり、この点も口蹄疫によって危機に瀕している。

 エース級の中でもスーパー種牛といわれる忠富士(ただふじ)も感染の疑いが判明して22日殺処分された。種牛1頭から採取される精液は、0.5ミリリットル入りストローで、最大、年間3万5000本程度だといわれるが忠富士は、年間3万7900本を供給しているというから驚きだ。

 宮崎牛のブランド価値を守るため保存精液は県が全量を管理し、県内の繁殖農家だけに提供している。生れた宮崎牛は子牛として県外に出荷され、出荷先のブランド名で売られることが多い。その例が松坂牛で、松坂市を中心とした地域で肥育される等の一定の条件の下で松坂牛ブランドが付けられるのだそうだ。そういうものかなあと思う。

 宮崎牛のブランドを支えてきた6頭のエース牛の1頭が殺処分されたわけだが、残りの5頭にも感染すれば宮崎牛のブランドがなくなると宮崎の畜産家は嘆いている。

殺処分対象となる家畜は約30万頭に達する。的確に対策を打てなかった政治の責任は極めて重い。政治主導といいながら政治が無力である事の現れだ。口蹄疫の現状は日本の危機管理の弱さを物語る。本県は、この点を肝に命じて対策をたてねばならない。

◇今日は、9時から自民党県議団の重要な会議がある。27日に始まる5月議会に備えるものだ。5月議会の最大の課題は議会の役員人事である。今日の会議は、党として、議長以下の役員候補を決める。自民党の候補が本会議でも当選する公算だから、今日の会議の意味は大きい。私は79代の議長だった。第84代の議長が今日中には、実質的に決まる。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています

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