« 議員日記・人生フル回転「体罰のガイドライン。最高裁の判決」 | トップページ | ③大陸の花嫁 »

2010年5月14日 (金)

人生フル回転「警察官の資格基準の緩和。部活と体罰。自殺3万人超。」

22_5_14 ◇先日のブログで、群馬県も警察官採用試験の資格基準を緩和すべきだと書き、同時に、県警にもその旨を要望したが、それに対して県警から文書で次のような回答があった。

 「大量退職時代を迎え、優秀で警察官にふさわしい人材の確保は大きな課題となっておりますので、当県といたしましても、採用基準の見直しを検討して参りたいと考えております。お尋ねの時期や内容につきましては、今後、関係方面と調整しながら検討してまいります(要旨)」

 若い警察官が使命感と誇りをもって職務に当たれるような社会環境をつくることも、優秀な警察官を増やすために重要なことだと思う。

◇県教委が体罰に関するガイドラインを作るに当り、体罰に関する調査を行った。その中に興味ある資料がある。

 それは、体罰が行われる時間帯は放課後が多い事(全体の51%)、そして、放課後の体罰の中で、全体の59%が部活の指導中に行われたということである。

 部活といっても体罰が問題となるのはスポーツのクラブ活動に違いない。高校野球ではよく体罰事件が表に出て全国選手権大会に出場出来なくなったりする。かつて、明徳義塾や駒大苫小牧高校の体罰不祥事が大きなニュースになったことがある。昨年、県議会の常任委員会でも取りあげられた高商女子バレー部の体罰事件はまだ記憶に生々しい。17歳(当時)の少女は精神的に傷つき登校出来ない状態となった。

 このバレー部の体罰事件を通して、スポーツのクラブ活動において体罰が絶えない原因には勝利至上主義があると思った。クラブ活動の意義が問われているのである。

ガイドラインは、「毅然とした指導と体罰の未然防止に向けて」の項目の中で、部活動について次のように指摘する。

「部活動においては、勝利のみを主目的にするのではなく、責任感連帯感涵養(かんよう)等に資するという部活動の意義をもう一度認識し直すとともに、部活動が教育の一環として行われることについて、全教職員で共通理解を図る(ことが大切である)」と。

 このガイドラインが出されるのを機にクラブ活動の意義を問い直し再認識すべきだ。

◇09年の自殺者がまた3万人を超えた。警察庁によると昨年の全国の自殺者は3万2845人で前年比1.8%増である。これで3万人超は12年連続となる。一日平均約90人の人が自ら命を絶っている。未遂は既遂の10倍はあるといわれる。本当に異常なことだ。

 自殺対策基本法は防止のための社会的取り組みを国や地方自治体の責務としている。本県も自殺問題に真剣に取り組まなければならない。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています

|

« 議員日記・人生フル回転「体罰のガイドライン。最高裁の判決」 | トップページ | ③大陸の花嫁 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生フル回転「警察官の資格基準の緩和。部活と体罰。自殺3万人超。」:

« 議員日記・人生フル回転「体罰のガイドライン。最高裁の判決」 | トップページ | ③大陸の花嫁 »