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2010年5月19日 (水)

人生フル回転「口蹄疫は異常事態だ」

◇口蹄疫の勢いが止まらない。18日現在で、殺処分対象は11万4千頭を超えた。惨状は想像を絶するものらしい。東国原知事は、「拡大を止めることが出来ない状況」と述べ、非常事態を宣言し、県民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。

 防疫対策が遅れた原因が明らかになった。このブログでも口蹄疫の疑の発生は4月20日と書いた。4月19日に検体を国に送り翌日20日に疑いが確認されたのだ。

 しかし、実は、3月26日に初の口蹄疫の症例が確認されたが宮崎県は口蹄疫と気付かなかった。3月末に国に検体が送られていれば、4月初めには防疫対策をとることができた筈。この間に爆発的に広がってしまった。

 宮崎県の口蹄疫発症の現場では、獣医師不足で、殺処分が進まない、牛をつないだり豚を追い込んだりする人手の不足、埋設場所がないといった多くの問題点が発生し、非常に混乱している。ウイルスは生きている家畜の体内で増殖するから、殺処分が遅れればその間ウイルスを大量生産してしまうことになる。

◇宮崎の被害農家は惨状を知って欲しいと情報を発信している。それらは、殺処分は獣医師のみなし得るが、人手不足のため6分の1しか処分されていない、足の蹄の付け根から血を流し痛さに鳴く母豚、蹄が根本からただれ落ちて生爪状態になって痛くて立てない豚といった衝撃的な事実を記述している。

 また、ある畜産農家は次のように伝えている。「1例目発生から神経をとがらせて、消毒の徹底、外部からの人の出入り、買い物などを極力控え、家の敷地内に入る前には必ず車輌は消毒し、人も消毒液が目に入らぬように息を止めて消毒していましたが、それでも防げませんでした。」と。

 宮崎県は、今、パニック状態にあるようだ。高速の物流が渦巻く今日、宮崎県と離れているという事は重要な要素ではない。風評被害を恐れる余り、国は、宮崎の現実を詳細に伝えないきらいがあるが、事態はそれどころではないらしい。むしろ、国民が現実を直視して、一致協力して防疫対策に当たるべきではないか。

 香川県では、関係者は、関係する港で畜産関係の車輌を徹底消毒し、畜産農家での調査を続行し、野性動物を対象にしたチェックを含め、あらゆる手段で食い止めたいと語っている。

本県は、これらの課題を真剣に受け止めて、来るべき事態に備えるべきである。宮崎県だけで止めることができず全国に波及するのは時間の問題ではなかろうか。(読者に感謝)

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