« 人生フル回転「工藤会との戦いは私たちのもの。犯罪国家北朝鮮」 | トップページ | 人生フル回転「異常気象の中で中国の大地震。中小企業振興条例」 »

2010年4月15日 (木)

人生フル回転「中国からしかける振り込め詐欺

◇中国から電話をかける振り込め詐欺が相次いでいると聞き驚いた。遂に犯行の舞台は国際的になったのか。

 千葉県内で、今年2月から14件発生し、被害額は計約2100万に上るという。調査によれば、被害者への電話は中国からかけられている。末端の実行役は逮捕出来ても、中国には捜査権が及ばないため主要な役割を果す犯人をつかまえることが出来ない。このような手口がこれから増えるのだろうか。

 伝えられるところによれば、「船橋東署の鈴木巡査長です。あなたの口座から300万円が引き出されています。全国銀行協会に連絡して口座を凍結して下さい」と電話があり、巡査長の声は、銀行協会の電話番号を教えた。電話を受けた女性は、その番号にかけると、「暗証番号は」ときかれ、「新しいキャッシュカードをこちらから持っていくから古いカードをその者に渡して下さい」と指示された。

 鈴木巡査長の声。その指示する番号にかけたら「銀行協会」につながる。これだけ条件がそろうと、多くの人はだまされてしまうだろう。暗証番号を教えた上、キャッシュカードまで取られてしまうのだ。

 千葉県船橋市内の82歳の女性の場合、このような電話を受けた後、念のため銀行で調べたら口座から引き出されていないことが分かり詐欺は未遂に終わった。そして、だまされた振り作戦により、カードを受け取りに来た男は逮捕された。

 最近、日本国内の振り込め詐欺のリーダー格が次々と逮捕されている。今までは、どこかのマンションの一室から、台本に従って放送劇を演じるように電話をかけまくっていたのが、逮捕を免れるため、演劇の舞台を中国に移したのだろうか。あるいは、中国における中国人のアイディアによる新たな手口なのか。そして、また、この事件は、中国国内にも振り込め詐欺が広がる前兆なのか。 

中国では、最近、経済の発展が目ざましく、富裕層が増えているから、振り込め詐欺の巨大なマーケットになる可能性がある。中国では既に振り込め詐欺は始まっているのか興味あるところだ。

◇人間の心理は共通しているから振り込め詐欺はどこでも行われるのだと驚いたのはブラジルを訪れた時のことである。

 私は、05年(平成17年)、県会議長としてブラジル県人会60周年式典に参加した。その時日系人向けの「ニッケイ新聞」に、「聖州で振り込め詐欺急増、一日百件を超える」という大きな見出しがあるのを見た。聖州とはサンパウロ州のこと。

 その中味は、刑務所の中の囚人がケータイを使って外の仲間と連携して詐欺と脅迫を実行しているというショックなものだった。振り込め詐欺は他の国でも流行っているのだろうか。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

|

« 人生フル回転「工藤会との戦いは私たちのもの。犯罪国家北朝鮮」 | トップページ | 人生フル回転「異常気象の中で中国の大地震。中小企業振興条例」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生フル回転「中国からしかける振り込め詐欺:

« 人生フル回転「工藤会との戦いは私たちのもの。犯罪国家北朝鮮」 | トップページ | 人生フル回転「異常気象の中で中国の大地震。中小企業振興条例」 »