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2010年4月 2日 (金)

人生フル回転「ロボットの進化。DNA鑑定装置の開始」

◇最近、高齢者介護の現場を見て大変さを実感した。そして、近い将来介護ロボットが重要な役割を果すだろうと思った。

 発達した科学技術の成果を応用したロボットは現在驚く程進化している。ロボットは日本のお家芸である。

 産業用ロボットは既に様々な分野で活躍している。不平はいわないし疲れることもない。ボーナスや手当ても要らず指令に従って働き続ける。人間のこの上ない従順な下僕である。

 しかし、介護や家事などに関わるサービスロボットは、人間と密接に関わるから、本格的に普及させるには、安全性の確保が求められる。経済産業省は、今年度から安全基準作りの検討を始めた。日本のロボット市場は将来6・2兆円に成長すると試算されている。

 05年の愛知万博では、いろいろなロボットが出品された。人間そっくりな女性接客ロボットも登場した。これを見た人は、このような「女性」に介護してもらったり、家で家事をしてもらう光景を想像した人もいたことだろう。愛知万博はロボット万博とも言われた。

 ロボットといえば多くの人は手塚治虫の「鉄腕アトム」を思い出す。雑誌「少年」に連載された「鉄腕アトム」は、昭和26年(1951年)から始まり17年間続いた。私たち少年の夢をかきたてたアトムの世界が今現実のものとなりつつある。物語の中のアトムが03年4月7日生まれで未来からやってきた少年とされたことは、手塚治虫が預言者であったことを思わせる。

 私は、日本のロボット業界が世界の最先端にあるのは、手塚治虫の影響力に負うところが大きいと思う。日本のロボット開発者・研究者の多くはアトムを創りたいという動機で研究に入ったといわれているからである。

◇鑑定精度、4兆7千億分の1というDNA鑑定装置を設定した鑑定棟の運用開始式が行われた(31日)。 私たち文教警察常任委員会は、昨年6月16日、元総社町の科学捜査研究センターを視察し、ここに作られる最新のDNA型鑑定装置及び鑑定棟につき説明を受けた。この年7月6日から始まった臨時議会で鑑定棟新築やDNA型鑑定資料保存庫等を整備する費用1億1千200万円が可決された。最新の鑑定装置2式は、国からの交付金で配備された。

 その前月、足利事件の菅家さんは、最新のDNA型の鑑定結果により再審を待たず17年ぶりに釈放された。その衝撃はすごかった。

 私は昨年7月17日のブログで、この装置を動かすのは普通の人間であるから人的ミスが恐いと書いた。

 今年初め、神奈川県警で恐れていた事件が起きた。DNA型が一致したとして逮捕状を取った男が全く別人と判明したのだ。DNA型データベースに誤った情報が登録されていたのだ。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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