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2010年4月21日 (水)

人生フル回転「アイスランドの噴火は、浅間の大噴火を思わせる」

◇北大西洋のアイスランドの火山噴火が世界中を混乱させている。氷河を突き破って上空に広がる凄まじい噴煙をテレビは連日報じている。

 ヨーロッパでは多くの空港が閉鎖され、人や物の動きが妨げられ、世界の経済にも影響が出はじめた。イギリスなどは、海外の国民の帰国に空母を使うという。前代未聞である。

それにしても火山の力はすごい。発達した文明の力も、その偉力の前には全く無力である。

 アイスランドは、地球のプレートの境目にある国だ。そこは地球内部からマグマが上昇するホットスポットになっているため火山が多いのだという。

 約30の火山が活動しており、1500年以降地球上に流出した溶岩総量の3分の1はアイスランドの火山のものと推定されている。

 これらの火山は厚い氷河に覆われている。今回のエイヤフィヤトラ・ヨークトル火山もそうだ。この長いカタカナはどこで切って発音したらよいか迷うが、ヨークトルは氷河の意味である。

 エイヤフィヤトラの爆発で噴火口のところは、南北1キロにわたり氷河に裂け目が出来、およそ1億5千万㎥の氷が溶けた。それは、東京ドーム120杯分だというから驚きである。

今回の出来事は、大自然の災害に対する備えを怠ってはならない事を教えている。日本は、アイスランドと共に世界でも有名な火山国である。

Imagescakiymxl_2 天明3年・1783年の浅間の噴火は想像を絶するこの世の地獄を作り出した。かつての浅間噴火の惨状を、今日の八ッ場ダムの必要性に関する一つの論点とする向きもある。

 また、この噴火は世界的な天候不順を起こし凶作をもたらした事から、その6年後のフランス大革命の一因になったと主張する説すらある。 あれから、227年が経つ。時々不気味な動きを示す浅間火山は膨大なエネルギーを蓄えつつあるのか。

浅間が危ないと言われて久しい。アイスランドの天を衝く噴煙は、浅間の恐ろしさを思い出させる。

◇浅間山から噴出した溶岩は、熱泥流と化して鎌原村を埋め尽くし吾妻川に流れ落ちてダムを作った。次の瞬間ダムは決壊し、鉄砲水は下流の村々を濁流にのみ込み多くの死者が出た。

 吹き上げられた灰は成層圏に達し日光を遮って天候不順を招来。その後、2、3年は北半球で冷夏が続いたと記録されている。

 このような火山の動きは現代でも続いているのだ。今回のアイスランドが一例だが、1991年、フィリピンのピナツボ火山の大噴火はケタ違いのもので翌年の地球の平均気温を下げた。大地震と異常気象が続く中で今回の噴火が起きた。地球がおかしくなっているのか。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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