« 人生フル回転「私は愚かな総理。口蹄疫の衝撃、巨大地震」 | トップページ | ②満蒙開拓青少年義勇軍 »

2010年4月24日 (土)

②満蒙開拓青少年義勇軍

―“われらは若き義勇軍、祖国のために鍬とりて、万里涯なき野に立たむ”―

この募集要項には次のようにあった。「我が純真な青少年諸君が満州に渡り、大陸の新天地で農業を通じて心身の鍛練に励み、成長して満蒙開拓の中堅人物となることは、小さく見れば青少年諸君の身を立てるためでもあり、大きく見れば我国とその兄弟国である満州国との双方の発展に役立ち、ひいては、東洋平和の礎を築くことになるのであって、これこそ男子としての大きな喜びでありましょう」

この制度ができると、新聞、雑誌、ラジオなど、マスコミはこれを華やかに取り上げていった。義勇軍の歌の懸賞募集が行われ、一等賞になった「われ等は若き義勇軍」は、ラジオを通して放送され、一般にもよく歌われたという。私の母もよく耳にしたというその歌詞を一部紹介すると、(四番まであった)

1、われらは若き義勇軍

祖国のためぞ鍬とりて

万国涯(はて)なき野に立たむ

いま開拓の意気高し

いま開拓の意気高し

2、われらは若き義勇軍

先祖の気魄亨けつぎて

勇躍つとに先がけむ

打ち振る腕に響きあり

打ち振る腕に響きあり

3、われらは若き義勇軍

ときこそきたれ満蒙に

第二の祖国うち建てむ

輝く緑空をうつ

輝く緑空をうつ

(読者に感謝)

土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

|

« 人生フル回転「私は愚かな総理。口蹄疫の衝撃、巨大地震」 | トップページ | ②満蒙開拓青少年義勇軍 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ②満蒙開拓青少年義勇軍:

« 人生フル回転「私は愚かな総理。口蹄疫の衝撃、巨大地震」 | トップページ | ②満蒙開拓青少年義勇軍 »