« 「シベリア帰りの塩原さん危篤」 | トップページ | 人生フル回転「工藤会との戦いは私たちのもの。犯罪国家北朝鮮」 »

2010年4月13日 (火)

人生フル回転「福岡県の暴力団排除条例を本県で作る意義」

◇福岡県の指定暴力団「工藤会」が利益供与を拒んだ企業に銃弾を打ち込むなどの暴力行為を行ったとの報道に注目する。工藤会の動きは、群馬県が進めようとしている暴力団排除条例と間接的ながら関連があるからである。

 群馬県が見本とするこの条例は、福岡県が主に工藤会対策として昨年10月13日全国に先がけて成立させた。条例の主要点の一つに、暴力団に対する利益供与の禁止がある。工藤会の今回の発砲は、この利益供与を断られた事への報復とみられている。

 私が所属する文教警察常任委員会は、昨年10月福岡県警を視察した時、同県警の最大の目標は工藤会の撲滅であると説明された。そして工藤会の実態を知って衝撃を受けたのである。

 それは、スナックに手榴弾を投げ込む、警察宿舎に爆弾をしかける、学校で暴力団を非難すると、暴力団の子どもがいて、親が学校に怒鳴り込む、等々であった。

 これに対する苦肉の策として福岡県議会は画期的な暴力団排除条例を全会一致で可決させた。私は、この視察の直後から、議会で、本県もこの条例をつくるべきだと主張した。これに対して県警は、調査して本県の実態に促した暴力団排除条例を作りたいと答えた。

 そして、今年の2月定例会で私は、再度、この問題を取り上げた。暴力団は社会の最大の敵である。群馬県では暴力団に対する県民の危機意識が薄い。しかし、福岡県のようになってからでは遅い。三俣事件を忘れたのかといいたい。平成15年、前橋市三俣町のスナックで起きた暴力団員による殺人事件では一般人も含め4人が殺され、犯人の暴力団員は、これ迄に3人が死刑判決を受けている。決して、本県は暴力団の脅威が少ない県ではないのだ。

 暴力団が広く根を張るのを阻止するためには地方の官民が一体となって協力するための環境とシステムを作らなければならない。それが暴力団排除条例の意義である。常任委員会で発言する私の胸にはこのような意識があった。

 県警は、私の質問に対し、条例制定の方向で作業を進めているとして、暴力団排除条例に関してアンケート調査を実施したと答えた。

 それによれば、5550人中、4212人(75.9%)がこの条例の制定に賛成した事がわかった。

 アンケート調査をする迄もなく必要な条例は作るべきであるが、この調査によって殆どの県民が条例を求めていることが分かった。これは、制定される条例が県民の指示を得て機能する事を伺わせる要素である。

 条例を議決するのは県議会である。県民の意志は県会を動かすエネルギー源だ。暴力団排除条例の為に私は県議会で頑張るつもりである。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

|

« 「シベリア帰りの塩原さん危篤」 | トップページ | 人生フル回転「工藤会との戦いは私たちのもの。犯罪国家北朝鮮」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生フル回転「福岡県の暴力団排除条例を本県で作る意義」:

« 「シベリア帰りの塩原さん危篤」 | トップページ | 人生フル回転「工藤会との戦いは私たちのもの。犯罪国家北朝鮮」 »