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2010年3月 2日 (火)

人生フル回転「チリはどんな国か。中国要人との会食」

◇チリとはどんな国か。過去、およそ50年の間にチリ発の大津波が2回日本を直撃した。平均時速約770キロだが、深い海の上ではジェット機並みの速さになるといわれる。大海原を地球の裏側から巨大な波が一直線に向かう姿を想像すると恐ろしい。

 こんな津波で直結した国だが、経済や文化の交流面では、チリは日本と最も関係が薄い国の1つだ。チリと国境を接するペルーやアルゼンチンとは深い関わりを続けてきたのに、チリについては教科書でも取り上げるところが極めて少ない。私は、ペルーとアルゼンチンは訪れたがチリはまだ行っていない。

 地図で見ると南米大陸の太平洋岸に沿った細い帯のような国だ。幅は平均180キロで南北の長さは4260キロもあり、南は南極大陸に迫っている。国土の3分の1はアンデス山脈が占める。かつて、ペルーと同じようにスペインの植民地だった。

 謎の巨石像で有名なイースター島はチリ領である。天の一角を見詰めて並ぶモアイも津波に襲われ、一部が壊された。又、冒険小説ロビンソンクルーソーの舞台となったロビンソンクルーソー島もチリの沖合の島であり、大きな被害を受けたと伝えられる。

 今回の津波の日本における被害は幸にも少なかったが、大自然の威力を見せつけるには十分であったし、50年前のチリ巨大地震とそれに伴う大津波の恐怖を思い起こさせた。地震国日本に対する、遥かな国チリからの教訓のメッセージと受取るべきだ。

◇前橋育英高校の卒業式に出た(1日)。百年に一度といわれる不況が続く中で、県内高校生も就職氷河期を迎えている。彼らの就職内定率は、昨年末83.7%で厳しい状況だ。県は新年度、未就職の高校新卒者50人を県の臨時職員として雇う。どれだけ効果があるのか疑問に思う。

 厳しい社会状況の中へ新しい一歩を踏み出す高校生の姿を壇上から複雑な気持ちで見た。安易な妥協より厳しさを覚悟して力を尽くせば道は必ず開けるという意味を伝えるために、「狭き門より入れ」と言う言葉を挨拶の中で使った。聖書の中にあり、破滅への道は広く門も大きいが、天国への道は狭く門も小さいというもの。彼らの前には、現代社会の特色として破滅への大きな誘惑が広がっている。

◇昼食をとりながら日中国際交流の意見交換会を行った(1日)。私の知人で前中国大使館で参事官をしていた李東翔氏、及び、群大、高経大、高崎商科大の各教授等も出席。話題は中国留学生の受け入れである。

 李さんは、経済の交流ばかりでなく、むしろ民間の人の交流が非常に重要で、そのために留学生の交流を進めたいと語った。日中議連会長として紹介された私は、挨拶の中で、日本と中国は対立ではなく協調のための新しい道を開く努力が大切でそのために重要なことは文化の交流であり、人の交流であると話した。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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