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2010年3月 1日 (月)

人生フル回転「チリ巨大地震の恐怖。群馬の地震、日本の地震は」

◇今月の「ふるさと塾」のテーマは、「ぐんまの出来事、ぐんまの歴史」であった(27日の夜)。趣向を変えて、過去の身近な出来事から日本全体の問題、又、今日の課題を考えようとした。取り上げた事件の中に、「群馬の大地震」がある。「群馬は地震もなくて安心だ」という意識が広がっているが、自然は決して見くびれないということを問題にしたかった。

 上毛新聞が一面トップで「県下の大地震」と言う見出しを付けた例を2つ上げた。1916年(大正5年)と1935年(昭和10年)の記事である。昭和10年の記事には、死者5、負傷者30名、家屋倒壊等続出とある。

 続いて、旧新里村教育委員会が作製した資料・「赤城山麓の歴史地震」を紹介した。これは、赤城山麓の地割れの遺跡が、類聚国史にある弘仁の大地震と年代がほぼ一致することを検証したもの。

類聚国史には、818年、上野国(こうずけのくに)を中心にして大地震があり、押しつぶされた人々はとうてい数えることが出来ない、天皇は使いをつかわして見舞いをし、税の免除などを行ったとある。

地震の資料を調べていた27日の午後、チリの巨大地震が報じられた。またかと思った。最近、地球的規模の大地震がやたらと多い。ハイチで死者約22万人を生じさせた大地震は今年1月12日のことだし、08年北京五輪の直前に起きた四川大地震では約9万人が亡くなった。

 チリの地震が報じられた日に、沖縄でも震度5弱の地震が発生し、2人の軽傷者と世界遺産の城壁の一角が崩れるという被害が出た。チリとの関連は不明だが、日本も近いと不安を抱いた人は多いに違いない。

◇28日は、後援会のバスツアーの日であった。心配していた天気は雨、しかし、朝刊一面で大きく報じる大地震の記事を見てそれどころではないと思った。

 東京へ向かう高速道のバスの中で聞くニュースも地震で持ち切りだった。青森、岩手、宮城各県の太平洋岸には大津波警報が出され、最大3mの津波が発生し、波が集まって遡上する所ではその2倍から4倍の高さになると報じた。

 大変な事になるのではと、ツアーの先が不安であった。この日、東京マラソンも行われていた。政府も気象庁も50年前のチリ巨大地震を振り返って神経質になっていると思われた。

 1960年(昭和35年)のチリ地震は史上最大といわれ、この時の津波で日本では142人の死者が出た。04年のインドネシア・スマトラ沖地震の時の津波に呑まれる人々の光景が思い出された。

 1万7千キロ大海原をジェット機なみの速さで日本に押し寄せた津波の威力は想像を絶するものだ。幸なことに津波の

規模は予想より小さかった。明日かも知れない日本の大地震に対する天の警告と受取るべきだ。横浜のビール工場視察は、安全を考慮して中止となっていた。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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