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2010年3月29日 (月)

人生フル回転「保育園児の未来。菅家さんの無罪。桑原氏の質問」

◇久しぶりに保育所の終了式に出て驚いた(27日)背筋を伸ばしてイスに腰かけているピカピカの児童たちの顔つきが入所時と格段に違っている。視線にしっかりした意志が感じられるのだ。目前の小学校入学が小さな心に緊張感を生んでいるのだろう。

 子どもたちの心は純白の状態である。彼らを待ち受ける競争社会の中で、彼らの心はどのように変化するのだろうかと思った。私は挨拶の中で、お父さん、お母さんに申し上げますといって、子どもたちの前途には大きな可能性と共に様々な困難が横たわっています、その中を逞しく生きる力を身につけさせるように頑張って頂きたいと存じますと述べた。

◇最高裁で無期懲役が確定していた菅家さんの無罪判決が再審で言い渡された(26日)。逮捕から18年余りが経っている。一度確定した裁判に対して再審が開かれるのは非常に難しい。菅家さんの場合、最も進歩したDNA型鑑定が行われなかったら菅家さんは無期懲役の暗闇から救い出される事はなかった。

 菅家さん逮捕の経緯を見れば他人事とは思えない。まじめに生活していた人がある日突然疑いをかけられ凶悪事件の犯人に仕立てられる。冤罪の恐怖。それは民主主義の社会の陰に潜むワナである。宇都宮地裁に26日、1500人の人が傍聴を求めて列を作った。このことは、多くの人々が菅家さんの事件を身近なことと感じていることを示している。

 菅家さんのケースは無期懲役だったが、死刑の確定判決が再審で覆された例もある。死刑が執行された後に冤罪だったことが明らかになるとしたら、恐ろしいことだ。飯塚事件は、現在、死刑執行後の再審が求められている。あのピカピカの保育所の児童の行く手にはこのようなワナも待ちかまえているのだ。

◇民主党の桑原衆院議員の国会質問に注目。桑原さんは、地方議会が国に対して提出する意見書の扱いについて質問した(26日)。この2月県議会でも、永住外国人への地方参政権付与に反対する意見書や子ども手当財源の地方負担に反対する意見書など、重要な意見書10本の提出が可決された。

 地方自治法が地方議会に意見書提出の権能を認めている趣旨は、国が地方の意見を重視すべきものとしていることである。しかし、多くの意見書がどのように扱われているのか一向に伝わってこない。全国からはおびただしい量の意見書が常に提出されている筈だ。地方議会への回答、あるいは少なくともどのような意見書が提出されているかの公表位して欲しいと思っていた。

 桑原さんは元県議の経験も踏まえて、回答の必要性を訴えた。千葉法相は、意見書は重く受け止めなければならない、地方議会にどう答えるか検討すると述べていた。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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