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2010年3月 5日 (金)

人生フル回転「たまゆらの悲劇。八ッ場ダム勉強会。」

◇昨年3月23日の私のブログには、次のような記述がある。「田畑が広がるのどかな丘の斜面に生々しい惨劇の跡はあった。火災の死者は10人に達した。木造建物の黒く焼かれた柱や壁面は猛火が激しかったことを示していた」いうまでもなく、「静養ホームたまゆら」の火災現場を視察した時のものである。

 早いもので、あれから1年になる。3日、前橋地検は、この施設の幹部責任者を業務上過失致死罪の容疑で起訴した。理事長高桑五郎(85歳)と施設長久保トミ子(73歳)の2人である。

 2人は、火災が発生すれば入所者の生命に危険が及ぶことを予見できたにもかかわらず安全管理が不十分なまま施設を運営し9人を死亡させたとされる。

 「たまゆら」は無届けの施設で、個室内には煙感知器などがなく、建物は燃えやすい材料を使い、夜間は徘徊防止のため避難経路上の引き戸に南京錠がかけられていた、宿直職員は女性1人だった等が指摘されている。

 私は、昨年、焼け残った木造建物の残骸を見て起きるべくして起きた事故だと思った。認知症の方もおられたと思われるが、宿直職員が女性一人ではあっという間に広がる猛火を前に何も出来ないだろう。カギがかけられていたことは、より深刻な問題につながる可能性があるので、当時、マスコミも警察も神経をとがらせていたようだ。

 たまゆらは無届けの施設だった。無届けだと行政の目もなかなか届かない。世の中にはこのような施設が多いに違いない。背景には、世話をする身寄りもない高齢者が多いという高齢社会の実態がある。

 火災後、県の調査でわかった無届け有料老人ホーム28施設のほとんどは届け出の方向にあるという。85歳の高桑理事長は、「すべては私に責任がある」と話している。

◇八ッ場ダム推進議員連盟の勉強会が行われた(4日)。会は、議連会長である私の、「八ッ場ダムは正念場を迎えています。私たちの役割は極めて重要です」という挨拶で始まった。

 先日の本会議では、大澤知事がダム本体を進めるための予算措置を進める決意を示し、国会でも、3日、自民党の脇雅史議員と前原国交相との間で、八ッ場ダムをめぐり激しい攻防があった。

 議事としては、特ダム課長から八ッ場ダムの現状について報告を受けた後、議員からの質疑と意見交換が行われ、最後に、各議員がダム推進を求める署名活動を進めること、及び、各市町村議会に、「八ッ場ダム建設中止撤回並びに建設推進を求める意見書」の決議と国への提出をお願いすることが決められた。

 「意見書の決議と提出のお願い」は、○○議会議長○○様宛に、八ッ場ダム推進議員連盟中村紀雄からという形になっている。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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