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2010年3月 9日 (火)

人生フル回転「300mの津波。木星に彗星衝突。重粒子線治療始まる」

◇チリ地震の津波が10mとかいわれその威力に驚いているが、300mの津波といったら想像を絶する。これは、かつて恐竜絶滅の原因をつくった小惑星が地球に衝突した時発生した津波の高さである。恐竜絶滅の原因は直径約15キロの小惑星の衝突であることが、最近証明されたという(5日付の米科学誌サイエンス)。

 衝突時のエネルギーは、広島型原爆の10億倍に達し生物の約6割が絶滅したといわれる。

 このニュースに接し、私たちも宇宙的な危機に常に晒されていることを感じる。6550万年前に恐竜を絶滅させた直径10キロ級の小惑星は、ほとんど軌道が確認され、衝突の危険はないが、太陽系内には数百メートル級以下の未確認のものは数えきれない程あり、それがいつ地球に衝突するか分からないといわれる。

◇地球的な時の流れの中では、極く極く最近、1908年6月30日、直径約100mの巨大隕石が果てしなく広がるシベリヤのタイガ上空で爆発し東京都を上回る広さの森林をなぎ倒した。衝撃波はベルリンやロンドンでも記録された。

◇太陽系内の地球の仲間まで視野を広げれば、1994年に、彗星が次々と木星に衝突するという出来事がハッブル宇宙望遠鏡でとらえられた。衝突点の温度は太陽の表面温度の3倍を超える2万度以上、その大きさは、地球がすっぽり入るほどだったという。

 木星は表面がガスであるが、地球は岩石だから、衝突時の衝撃のおおきさは木星の比ではない。木星に彗星が衝突したということは、地球にも同じことが起りえることを示す。その時は大変なことになる。

 児童の虐待死、八ッ場ダムの行方、民主党内閣の支持率が36%に下落等々、地上のわずらわしい出来事から、目を宇宙に転じてみた。昔、学習塾をしていた頃、数学や英語から話しを脱線させて宇宙のことを語るとき生徒が目を輝かせたことが思い出される。

◇群大の重粒子線治療がいよいよ6月から始まる。日本国内だけでなく世界が注目するがんの最先端治療施設だ。私は、これまで、中国を訪ねる度に、宣伝を兼ねて説明した。大連外国語学院の職員から父親のがんを治したいと連絡があったのは昨年2月のことであった。将来、中国人の重粒子線治療への関心は高まるだろう。

 採算ラインは、年間治療件数600人である。当面、医療保険の適用がないので、300万円以上の患者負担となる。県は、県民が金融機関から治療費を借りた際の利子の一部を補填する制度を設ける。そのための予算措置が、この議会で審議される。

 この治療施設が全国的に増え、世論が高まれば医療保険の適用が可能になる。速くそのようにならないと、所得の高い人のための治療だと批判を受けることにもなり兼ねない。医療格差は克服しなければならないのだ。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています

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