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2009年12月 4日 (金)

議員日記・人生フル回転「本会議の質問から。八ッ場、獣害、アマゾン群馬の森」

◇八ッ場ダムにつき、村岡県議は知事の決意を聞きたいと迫った。これに対し大澤知事は、次のように述べた。「八ッ場は、国のプロジェクトとして始まった。そして、国と関係都県の共同事業である。これは、政権が変わっても変わらない。地元住民がこれ以上辛い思いをしないように国に強く働きかけていく」

◇有害獣の被害と対策が複数の県議によって取り上げられた。イノシシ、クマ、ニホンカモシカ、ニホンザルなどの被害が甚大なのだ。20年度の捕獲数は、イノシシ3794頭、クマ160頭、ニホンカモシカ2507頭、これらを中心とした獣による被害額は9億7千万円に達する。

 イノシシとシカが大変増えているらしい。時々赤城南麓の林道を走ると道の両側の土が掘り返されているのを見る。イノシシが、土の下にいるミミズをラッパのような鼻で吸い込んでいるのだという。ミミズはイノシシの好物らしい。ミミズは良質のタンパク質で人間の食物にもなるといわれるから彼らにとってごちそうなのだろう。イノシシは多産であるから母親の後をゾロゾロと子どもがついていく姿はほほえましい。しかし、一夜にして、イモ畑を掘り起こし大半を食い荒らすというからかわいそうだが情をかけるわけにはいかないのだ。

 赤城山のしらかば牧場の牧草をシカが食べてしまうことが指摘された。私も一度、数十頭の鹿の群れを見たことがある。一瞬、シカの牧場かと思った程である。人間と山の動物の住み分けが難しくなっている。いっそのこと赤城山全体を動物保護区にして、動物園にしてしまえば楽しいことだがと空想をめぐらした。

◇農業問題の中で、大林県議は再びミツバチの問題を取り上げた。アメリカを始めとした各国でミツバチの群れが突然姿を消すというミステリアスな事件が続いている。蜂群崩壊症候群(CCD)といって、ミツバチの授粉に頼る農作物が大打撃を受け大騒ぎになった。日本では、CCDの発生は確認されていないが各地の養蜂家からミツバチの失踪が報告されていた。本県では、養蜂家と園芸家の間でミツバチの供給につき借り入れ方式による対応策が作られたことが明らかにされた。

◇民主党政権の下で文化関係の予算までが削減される中で、群馬交響楽団に対する補助が減らされる事態が心配されている。

また、群響の活動に影響を与えるものに、新型インフルエンザがある。群響の移動音楽教室が新型インフルのため計6日間中止となり収入に3000万円もの打撃を与えた。

◇久保田議員が「アマゾン群馬の森」を続けて欲しいと訴える姿が印象的だった。父親の県議が中心となって540ヘクタールの森を買って作ったこの事業に対して、県の支援が細くなるのを心配しているのだ。「群馬の山が守れないのにブラジルどころではない」と知事がどこかで語ったという話も引き合いに出していた。議場は、声援もなく静かだった。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「炎の山河」を連載しています。

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