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2009年11月 2日 (月)

「県民マラソンが迫った。川崎市長の当選」

11月になって最初の大仕事は3日の県民マラソンである。事務局からナンバーカード引換券が届いた。30001。男子10キロの部でナンバーは1番である。10回目の出場で、ほぼ毎年1時間以内で走る。昨年は57分28秒、一昨年は57分27秒だった。10キロを走るために一年間節制し体力と気力の維持に努めてきた。誰かが、「は、まら、がん」といった。がんは眼のこと。体の部分で衰える順序のことだ。私も、それぞれが衰えているが、「10キロ」への挑戦は体の衰えに対する挑戦でもある。

 私が重視しているのは、体力もさることながら精神力の点である。車社会の便利さに流されて体力が落ちると連動してガッツも落ちる。だから、県民マラソンで10キロを走ることは、私にとっては人生の一大事である。昨年の体重は約70キロであったが、今年はバナナダイエットを続けて65キロに落とした。無理をしないで走ろうと思う。

◇久しぶりに阿部会に出る(17日)。この度、川崎市長選で3選をはたした阿部孝夫さんを囲む座談会で阿部さんが市長になる前から続いている。雑談になることが多いが、そんな中から貴重な情報や政治家としての示唆を受けることもある。

 当選の後で、電話をしたら嬉しそうな声が弾んでいた。自民党と民主党を敵に回しての大変な戦いであった。民主党は若い新人を推薦し、川崎で全閣僚の会議が出来る程民主党の大物が応援にかけつけたらしい。阿部さんは、自分の政策が信任を受けた喜びをかみ締めたに違いない。

 阿部さんは東大弁論部のサークル仲間で、駒場寮で同室だった。福島県の田舎から出てきた人でなかなか気骨のある個性派であった。今の東大は、有産階級の上品な人種が集まっているように見えるが、昔は、金がないから東大といった雰囲気があり、ことに、寮には面白い人間がごろごろいた。阿部さんについては懐かしい思い出がある。ある時、たまたま家庭教師の生徒を寮に呼んで英語を教えたことがあった。その時、カーテンで仕切られた隣りの席で私の授業に耳を立てていた阿部さんが、時々、それは違うこうだと声を出すのであった。阿部さんは英語が得意だったのである。やりずらかったことが今は懐かしい。

◇最近前橋刑務所の矯正展を見た(10月16日)。私は刑務所の事に関心を持っているので時々気付くと立ち寄るのである。私の事務所には以前、矯正展で求めた木彫りのアロアナがある。70cm程の大きさでヒゲと一枚一枚のウロコが精巧に彫られている。どのような人がどのような思いで彫ったのかと時々じっと見詰める。

今年も大変盛会だった。来月から前橋地裁で裁判員裁判が始まることと関係があるのか。全国的には、裁判員裁判が5月に始まったことから、刑務所への関心が高まり参観者が急増しているといわれる。受刑者の実態に触れることは市民の司法参加にとって重要なことだ。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「遙かなる白根」を連載しています。

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