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2009年11月 5日 (木)

「曲阜師範大学の講演が近づいた」

◇中国への出発が2日後に迫った。訪中の目的は、山東省曲阜(きょくふ)市の孔子研究院に「宥座の器(ゆうざのき)」を納めることである。7日に出発して、9日に贈呈式が行われる。ここに至るまでには重要な経緯があった。

 まず、07年に福田康夫首相(当時)が山東省を訪ね本県との友好を呼びかけた事がきっかけで山東省政府と群馬県との間で積極的な動きが始まった。この動きに私が会長を務める日中議連が加わることになった。孔子ゆかりの「宥座の器」を日中議連が仲介して山東省に届けることを提案したのは、議連のメンバーである須藤和臣さんである。この春、私を団長とする訪中団が山東省政府と話し合って一気に事は進んだ。驚いた事に、山東省政府はその後、贈呈式の日程の中で、私が曲阜師範大学で記念講演をすることを要請してきた。私の記憶は薄れているが、須藤さんの記憶によれば、山東省済南市における歓迎会の席で、私は、大連外国語学院大学で講演したことに触れ、その時、山東省でも機会があれば話したいと発言したらしい。酒席における一語一語を真剣に受け止めてくれた中国人の真摯な態度に、私は敬服し、貴重なチャンスを日中の文化交流に活かそうと決意した。

 大連外国語学院大学の時はやはり日中議連の仕事として県立女子大との交流提携を成し遂げて行われた調印式の日の記念講演であった。ふるさと未来塾の要領で取り込んで持参した映像を映して日本と群馬を紹介し好評を得た。

 今回も同様なやり方をと考えて準備した。この事を伝えると中国側は早速、内容を知りたい、それによって呼びかける学生を考えると言ってきた。やりとりの文面の底から中国側の誠意がにじむ。私は、これに応じてCDを送った。

 その中には、政治家としては、群馬県の4人の総理、そして今、世界の注目を集める鳩山首相が入れてある。群馬県出身の首相については、福田親子のことを話すが、特に赳夫さんは日中友好条約を締結した人であることを説明し、鳩山首相ついては日本に於ける政権交代に触れるつもりだ。その他、群馬の温泉と産物、群大の重粒子線ガン治療施設を取り上げる。

 もう1つの柱として用意しているものは、敗戦から立ち上がった日本の姿である。原爆のキノコ雲、廃墟と化した広島、孤児たちが映される。この部分を中国の若者はどのように受け止めるか、興味あるところだ。最後に、現代日本の課題を示すものとして酒井法子の記事も入れた。中国人の李さんが来て、中国語の発音などアドバイスしてくれた(4日)。孔子生誕の地の若者は、孔子をどのように受け止め、何を受け継いでいるのだろうか。曲阜師範大学は2万人以上の学生を擁する大きな大学である。未知との遭遇に期待がふくらむ。

◇韓国の新型インフルエンザの流行は最高レベルに達したという。中国大陸では、この未知なる敵の襲来をどのように受け止めているのか。このあたりも見て来たいと思っている。(読者に感謝)

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