« 人生フル回転 「合田一家の継承式・暴力団と裁判員制度」 | トップページ | 人生フル回転「11月議会初日。遂に群馬で新型インフルの死者が出た」 »

2009年11月26日 (木)

人生フル回転 「デートDVが広がっている」

◇デートDVという言葉を初めて聞いた。今月20日、特別委員会の調査で岡山県の男女共同参画推進センターを訪ねた時のことだ。DV(家庭内暴力)の話と関連してこの言葉が出てきた。交際相手からの暴力のことを指す。今、若い男女の間に広がっていて深刻な状況なのだという。先日、NHKのラジオのニュースでもこの言葉を聞き、社会問題になっていることを改めて知った。家内に話したら、そんなの「つき合いをやめればいいじゃないの」と言った。やめることに何ら法律的な制限はない。しかし、そう簡単に割り切れないところに深刻な問題が生じるのだろう。深い関係になると男は女を所有物のように扱うと、昔、誰かが話していたのを思い出す。デートDVの被害者に自殺未遂に追い込まれる者もいると聞いて、これは本当に深刻な問題なのだと思った。 ◇配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護については、平成13年に法律が施行された(通称DV防止法)。しかし、デートDVは、この法律の対象外である。法律がなくても被害者の若者を救う手段は、社会にいろいろ存在する筈だが、救済の役割を担うべき人々に実態の認識がなければ、何もすることが出来ない。その意味で、自分の不明を反省しつつも、調査の成果を感じることが出来た。内閣府の調査によれば、10代から20代のとき、交際相手から、身体的な暴力、心理的攻撃、性的強要のいずれかの行為を1つでも受けたことがある人の割合は、女性の場合23%に達する。調査先で入手した岡山県教育委員会のパンフレット「デートDV」には、その例が示されている。その中の性的暴力の例として、キスやセックスを強要する、避妊に協力せず責任も取らない、二人のセックスを他人に吹聴する、見たくないのにポルノビデオや雑誌を見せたり同様の行為を強要する等を挙げている。子供たちは、大人の知らない世界で苦しんでいるらしい。 岡山県では、デートDVにつき、困ったことがあったらすぐに相談くださいとして、県男女共同参画推進センター、県教育センター、子どもホットライン等、多くの窓口を設けている。 ◇歌手デビューした元刑事がいる。デビュー曲は「浪花刑事ブルース」とか。豊かな人情の持ち主らしい。現役時代は、取り調べが得意で、「調べの中やん」と呼ばれた。「相手の感情を受け止めねばならない」が持論。この記事を読んで思うことは、被疑者に対し全身全霊でぶつかり、その感情を受け止めるという取り調べ官の役割が、「全面可視化」の下で果して可能かということだ。取り調べがやりにくくなり真犯人を逃がす恐れが生じるともいわれる。しかし冤罪を防ぐためには必要だというのが流れとなっている。可視化の下での真実追及を最大限工夫することになる。(読者に感謝)

|

« 人生フル回転 「合田一家の継承式・暴力団と裁判員制度」 | トップページ | 人生フル回転「11月議会初日。遂に群馬で新型インフルの死者が出た」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生フル回転 「デートDVが広がっている」:

« 人生フル回転 「合田一家の継承式・暴力団と裁判員制度」 | トップページ | 人生フル回転「11月議会初日。遂に群馬で新型インフルの死者が出た」 »