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2009年10月30日 (金)

「死刑執行後の再審請求!」

◇前橋地裁でも近く裁判員裁判が開かれる。裁判員裁判を身近にして誰もが恐れるのは、死刑が問われる裁判の裁判員に選ばれる事であろう。いずれは、そういう事態が現実となり世の中が大騒ぎする日が来るに違いない。

 自分が決定に関わった被告人が縛られ、もがき泣き叫びながら死刑台に引きずられていく姿は耐えられない。しかも死刑が冤罪だったとしたらどうするのか。想像するのも恐ろしいことだ。過去には、死刑判決が再審で覆った例が少なからずある。八海事件、免田事件、財田川事件、徳島ラジオ商殺し事件などだ。これらは、死刑執行前に無罪となったが、無実のまま死刑を執行されてしまったら取り返しがつかない。

 この度、死刑執行後の再審請求が福岡地裁に対してなされた。小学1年生の女児2人を殺したとして死刑判決をうけ08年に執行された飯塚事件である。弁護団は、死後の再審を準備していると表明していたので、私は、6月24日のブログで取り上げ、その成り行きを注目していた。

 この飯塚事件(福岡県飯塚市で起きた)は、現在再審がおこなわれている菅家さんの足利事件との関係でにわかに注目されるようになった。菅家さんを有罪にした、今から見れば精度の低いDNA鑑定方法と同じ手法のDNA鑑定の結果を有力な証拠として死刑判決を下しているからである。今回、再審が認められれば、死刑執行後の再審としては初めてのものになるという。従って、その行方は、裁判員裁判及び死刑制度の存続をゆるがすことになる。注目したい。

◇荒れる海で船が転覆し、船底で4日間生き抜いて救出された3人の事が報じられている。八丈島近海で消息を絶ったのが24日夕、救出されたのは28日昼頃という。この間、台風20号が通過し、波の高さは10mにも達した。逆さになった船底の空間に空気があったため助かった。救助隊が上を向いている船底をたたくと中から反応があった。こんな報道に接して荒れる海の淒さ、転覆した船内に閉じ込められた恐怖を想像した。船内の人は助かり転覆後船外に出た4人は行方不明である。船の名は幸福丸。船内の人は幸運に助けられた。

◇前原国交相は、6都県の知事との会談で、八ッ場ダムにつき、治水利水につき、しっかりと再検証することを明らかにした(27日前橋ウェルシティーで)。再検証するという以上、その結果によっては中止の方針が変わるのではないかと私たちは思うのだ。

石原知事は、「その結果によっては、(ダム)中止を中止することもあり得るのか」と質問。前原大臣は、「予断を持たずにやる」と述べた。また、大澤知事は、「このダムは国の国策としてやられたダムであるということを大臣はしっかり認識して取り組んでいただきたいと最後のお願いです」と発言。大臣は、「大澤知事の発言は重く受け止める」と答えた。1都5県の団結の力が今後のカギとなる。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「遙かなる白根」を連載しています。

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