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2009年10月 1日 (木)

「群馬を売り出すには郷土を愛する心が必要だ」

◇八ツ場ダムの地元の人は、今、疲れきっているという。全国から電話やメールが押し寄せ、その中には誹謗、中傷のものも多く、また深夜長時間議論をしかけるものもあるらしい。「政権がかわったのになぜ政府に従えないのか」と責める声もあると聞く。電話やメールを寄せる人は集団で行動している意識はなくても受ける方は集中砲火にあっているような心境だろう。ある旅館業者は営業用の電話を切ってしまったとか。早く落ち着いた生活に入りたいと願っていた人々にとっては堪らない災難に違いない。変な風はじきに治まるから耐えて欲しい。

◇議会の休憩時間、テレビは南太平洋の大地震のニュースを伝えていた。人間界の混乱と自然界の異変は連動しているかのような不気味さを覚える。そんな中で小渕優子さん出産の話が議員の間でささやかれていた。朗報である。八ツ場を抱えた衆院5区で優子さんは、臨月のお腹で頑張っていた。「2人で頑張っています」という発言もしていた。神経をすり減らしている八ツ場の人々にとって勇気を与える話題だろう。八ツ場は、今、陣痛の苦しみに耐えている時かも知れない。

◇この日の議会で、天皇在位20年の慶祝行事が取り上げられた。県民の祝意を示すために本県に行啓された時の写真展を、県民ホールで開き、記帳のコーナーも設ける予定である。期間は11月1日から12日迄の12日間となる。

◇最近の大澤知事を見て思うことは、大澤カラーが板についてきたことだ。八ツ場問題について答弁する姿によくそれが現れている。

 昨日(30日)の議会では群馬の知名度に関して語る時それを感じさせた。「群馬の知名度は低い。上げるにはどうしたらよいか」という質問に、大澤知事は次のように答えていた。「群馬県人は群馬を知らない。尾瀬、谷川、水源など、また上毛カルタも、競技のために覚えたが本当の中味を知らない。群馬の伝統を愛する心が大切で、それは教育の問題です」、「おれのふるさとには尾瀬があると語れることが大切です」と。

 大澤知事の発言には本質的なことが含まれている。郷土を愛する心があれば誇りと自信をもってふるさとを語れる。メディアを通して群馬を発信する場合も心がなければ表面的になってしまい、相手の心をとらえられないだろう。群馬に欠けているものはこの点かも知れないのだ。

◇本会議が5時40分に終ると、直ちに産業経済の常任委員会が開かれた。八ッ場ダム建設の推進を国に求める意見書を採択するためだ。

本会議で提案説明した私は、ここでも提案説明をした。文案は原稿用紙約3枚を休み時間に書いた。説明者に対する質問は行われず、討論に入った。賛成多数で可決された。この委員会の結果を踏まえて本会議で可決される見通しである。委員会の議題は1件のみなので約30分で終了した。(読者に感謝)

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