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2009年10月20日 (火)

「ブラキチとは。県外視察の目的地に福岡県警」

◇ブラキチという懐かしい言葉に再会した。ブラジル気狂いの事で、ブラジルが狂おしい程好きな人を意味する。「ブラキチ賞」は、ブラジル移民を支えることに貢献した日本の家族に贈られた。群馬県海外移住家族会創立50周年記念式典のことである(16日)。

 私は平成17年に議長としてブラジルを訪問した時、県人会長の松田さんから3回来ればブラキチになる、先生はあと1回だから是非来て下さいと言われた。その言葉が懐かしく思い出されたのだ。第一回のブラジル訪問は、平成8年の県議会の行政視察の時であった。その時の県議のメンバーは、7人であったが現在議員として在職する人は山本龍君1人である。故金子泰造氏もメンバーであった。

 ブラキチ賞を授与した在伯群馬県人・文化協会の内山会長は、再会の握手を交わしながら、私の「望郷の叫び」を感動して読みましたと言っておられた。私が手土産として持参したものだ。

 ブラジルの思い出は尽きないが、議長の身に万一の事があってはと、県人会が3人の巨漢のボディガードを付けたことは忘れられない。その中のひときわ大きい黒メガネの男は暑い中コートを身にまとっていた。コートの中にいくつもの銃を持っているとのことだった。大げさではと思ったが、ブラジルの治安は私たちの想像以上に悪いのだ。先日、リオデジャネイロで犯罪組織の銃撃戦があり多くの死者が出て鎮圧に当たった警官のヘリが撃ち落されたことが報じられた。このニュースを聞きながら私は、ボディガードの意味が初めて分かった気がした。

 記念式典では16年のリオデジャネイロのオリンピックも話に出た。犯罪組織、犯罪をたくらむ者にとってオリンピックは絶好の稼ぎ場になるだろう。日系移民は、そんなブラジルで確かな地歩を築いている。真面目、勤勉、優秀という評価を受けている。私は、挨拶の中で、日系移民の方々は、優れた外交官だと表現した。彼らを精神的に支える役目を家族会の人々は果たしている。単なるブラキチとは重みが違うのだ。

◇今日から3日間、文教警察常任委員会の県外視察に出る。調査先に福岡県警本部がある。福岡県といえば広島県と共に暴力団対策の先進県である。07年(平成19年)、本県では、私が中心となって、県営住宅から暴力団を排除することを目的とした条例改正を行ったが、その時、私は福岡県の条例も調べた。同種の条例改正は、広島、福岡に次いで群馬県が、県条例としては3番目となった。議員発議としては本県が第一号であった。

◇福岡地検は、暴力団抗争の殺人事件を裁判員裁判の対象から外す請求を福岡地検にすることを検討中だという。北九州市に本部を置く指定暴力団傘下の組幹部が殺害された事件である。裁判員に危険が及ぶことを恐れたためという。福岡県警の暴力団対策について調査しようと思う。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「遙かなる白根」を連載しています。

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