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2009年10月22日 (木)

「宇部市の朝を10キロ走る。暴力団の襲名披露」

◇県外視察の2日目、山口県宇部市の朝を走った(21日)。走る事を予定して運動靴を持参していた。西国の日の出は群馬と比べて遅い。日の出直後の6時30分、ホテルを出て、きっかり一時間走った。距離にして10キロは走ったであろう。11月3日の県民マラソンでは今年も10キロを走る。その日のコースをイメージしながら走った。朝の空気はすがすがしい。朝日を背にして走ると宇部港に出た。霧が流れる朝の海に漁船がゆっくり動いていた。

◇この日は、県立下関中等教育学校と宇部警察署を視察した。全国で特色ある学校づくりが進んでいるが、中等教育学校は、中学と高校を一つにした6年一貫の学校である。高校受験を意識せず、6年間を有効に使って教育効果をあげることが出来る。群馬の中等教育学校と同じ時期にスタートしたので、その歩みは、大いに参考になると期待された。

 下関中等教育学校は素晴しい景観の丘の上にあった。見下ろす瀬戸内海には巌流島や壇の浦があった。また、反対側の展望台に立つと北九州の海がのどかに広がり、その先の韓国が極く身近かに感じられた。この学校は、アジアに近い地の利を活かして、アジアの学校と交流を深める中で国際社会に通用する人材教育を目指していた。上級生が下級生の授業を手伝うリトルティーチャー制も大いに参考になった。教室を回ると、生徒たちは生き生きと学んでいた。先生と生徒たち1つになって新しい学校の歴史を築く姿が新鮮に感じられた。

◇警察関係が調査の対象であることから、山口県の暴力団の状況が気にかかっていた。折から山口県下最大勢力の指定暴力団合田一家の7代目総長の襲名披露のことがテレビで報じられた。下関市の組本部事務所で行われ、県内外から暴力団関係者が集まり、県警は厳戒態勢をとったといわれる。県警は、ホテルや旅館での襲名披露を阻止するために市内の宿泊施設に協力を要請してきたのだという。このニュースを聞きながら群馬の暴力団の状況が気になった。暴力団に対して断固とした姿勢を示すという決意が群馬県民には不足していると思われる。

◇21日の夕刻福岡市に入った。そして、福岡地裁で強制わいせつ致傷の罪に問われた被告に対する裁判員裁判が20日始まったことを知った。前橋地裁でも、裁判員裁判が始まるが性犯罪の裁判員裁判では被害者のプライバシー保護が特に問題になるので私は注目していた。

法廷では、被害者の実名は伏せ犯行現場も最寄駅など被害者の特定につながる可能性のある情報は明示せず、福岡市内の遊歩道などと説明するよう配慮して進めるという。さらに、裁判員にも被害者の知人がならないように工夫した。福岡では暴力団工藤会幹部が殺害された事件が、裁判員裁判の対象からはずされようとしている。こちらは、裁判員を守るためである。福岡はいろいろな点でホットである。(読者に感謝)

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