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2009年10月16日 (金)

「八ッ場ダムの特別委員会が設けられた」

◇9月議会の最終日は、早朝の朝食会で始まった。7時半からの食事をしながらの自民党議員の会議である。最終日にこのような会を開くのは異例の事だ。特別委員会創設、県連会長選任、総選挙大敗後の総括実施の件などが話し合われた。

 県連会長のポストが空席となっている。こんなに長く決められないのは異例だ。福田元総理に預けたことになっているが、なかなか結論が出ないらしい。その理由は、従来の選任の仕方に対して県会議員の中に強い批判があることを福田さんが承知しているからだろう。

 県連会長の決め方は、自民党の再出発を象徴するものだ。自民党は少しも変わらないと言われる事は何としても避けたいのである。小渕優子さんがもし会長になれば、イメージ一新をアピールするには最適だろうが本人が承諾しないらしい。県会議員の中からという意見もあるのである。会長人事は、来年の参院選、その翌年の県議選に直結する問題なのだ。朝の会議ではいろいろな意見が出た。皆、真剣なのである。

◇朝食会で議題となった特別委員会とは八ッ場ダム対策特別委員会のことである。この特別委員会の設置が、15日の議会で決まった。群馬県委員会条例は、特別委員会について、必要がある場合に議会の議決で置くと定める。

 議決されたことは、委員の定数、設置目的、付議事件等である。設置目的は、「八ッ場ダムの必要性と八ッ場ダムに関わる住民の生活再建について一体的横断的集中的に審査を行うため」となっている。私も委員の一人となった。

「八ッ場ダム」は面白い。やりがいのある大きな課題である。鳩山政権の特色が八ッ場ダムと結びついている。どう解決するかは民主主義の根幹に関わる。どこまでやれるか地方が試されている。そして何よりも、県会議員の調査能力が試されている。面白いというのはまずこの意味である。

 私が特別委員会に関わるのは、高木疑惑の追求を実質的に内容とした「県有地の取得・処分に関する特別委員会」以来である。「八ッ場」にはまだ首を突っ込んだばかりだが、私の前には、八ッ場に関する57年の歴史が広がっている。マスコミも、世間の人々も、表面的なほんの一部の事実にふり回されている。群盲象をなでるの感がする。そこに切り込んでみたい。これが、私をかき立てる、「面白い」の意味の第2である。特別委員会の進行に合わせて、八ッ場の歴史と物語をこのブログで報告したい。

◇「新型」が勢いを増している。10月5日からの1週間で本県における学校等の休校、学級閉鎖は63ヶ所であったが、全国では、この間6496ヶ所となった。そして、新型による死者は27人に達した。アメリカでは、「新型」で入院した大人の40%以上は感染前は健康だった。死者は600人以上の可能性があるという。日本も事態が深刻化することを覚悟して備えるべきだ。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村紀雄著「遙かなる白根」を連載しています。

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